『KILLING MACHINE』 JUDAS PRIEST (1978)

1.DELIVERING THE GOODS
2.ROCK FOREVER
3.EVENING STAR
4.HELL BENT FOR LEATHER
5.TAKE ON THE WORLD
6.BURNIN' UP
7.THE GREEN MANALISHI
8.KILLING MACHINE
9.RUNNING WILD
10.BEFORE THE DAWN
11.EVIL FANTASIES

(BONUS TRACK)
12.FIGHT FOR YOUR LIFE
13.RIDING ON THE WIND (LIVE)



前作から9ヵ月後の78/11発表。早いリリース間隔に勢いを感じますね。
ツアーも好評を博し、78/7には初来日も果たしてます。
ちなみに本作のアメリカ盤は『HELL BENT FOR LEATHER』とのタイトルで
そのアメリカ盤のみに「THE GREEN MANALISHI」が収録されてました。
現在では日本盤にも収録。でもアルバムタイトルは上記のままという、ややこしい事に成ってます。


1はハードナンバー。印象的なリフから突進します。
攻撃感強し!吐き捨てる様に歌うロブもカッコ良し!
速弾き中心もスリリング!その後の展開も凄まじき!
曲全体における緊張感も実にナイス!正しくHMっ!


2は軽快なチューン。珍しくROCK ’N’ ROLLしてます。
歌がメロディアス。明るい曲調も実に心地良いです♪
中間部も印象的。ツインソロもらしくなくて面白し。


3は幻想的な雰囲気より。サビがメロディアスです♪
とってもポップ。ハード感もあるのでむしろ好印象。
シングルカットされたし、ヒットを狙ったんでしょ。


4はスピードナンバー。後のライブの定番曲ですね。
怒涛の如く激走っ!歌メロが印象的かつカッコ良し!
曲展開も実に魅力的。Gソロは鳥肌モノの名ソロっ!
震えがくる程にカッコ良し!文句無しの名曲!凄い!


5は重厚なチューン。鼓笛隊の様なDが特徴的です。
サビが印象的。この曲もシングルカットされました。
QUEENの「WE WILL ROCK YOU」を借りてるかもね。


6はハードチューン。ダークな雰囲気で突進します。
歌メロが印象的。サビも面白いね。フック多いです。
中間部も展開も聴きがい度強し!捨て曲ではないよ!


7は初期のFLEETWOOD MACのカヴァーです。
4同様、後のライブで終盤に良く演奏される曲です。
オリジナルを聴くとセンス良さを痛感するでしょう♪
ハッキリ言って完全に別モノです。是非聴いてみて。


8は少しだけ6に近い感じ。ハード感も持ってます。
変則的なリフがイマイチ。前の作品にも有ったよな。
本作では一番地味な曲かもね。悪い曲でもないけど。


9はスピードナンバー。スリリングに突っ走ります。
アクセントがカッコ良し!歌メロもカッコ良いです♪
良い意味でシンプル。次作に通じるとこもあるよね。
中間部の盛り上がりもナイス。覇気も極めて強力っ!


10は感傷的なバラード。アコースティック系です。
ロブの歌が心に染みます。。雰囲気に飲まれますな。
泣きのGソロはあまりにも感動的。。涙涙涙です。。
文句なしの名曲。コレ一曲でも本作を聴く価値あり!


最後の11は王道系。極めて重厚。実にへヴィです。
ロブの歌唱が凄しっ!ロブだからこその表現力です。
サビも印象的。アルバムラストにもジャストですな。


(2010/8/11)