『SPEAK OF THE DEVIL』 OZZY OSBOURNE (1982)
1.SYMPTOM OF THE UNIVERSE
2.SNOWBLIND
3.BLACK SABBATH
4.FAIRIES WEAR BOOTS
5.WAR PIGS
6.THE WIZARD
7.N.I.B.
8.SWEET LEAF
9.NEVER SAY DIE
10.SABBATH,BLOODY SABBATH
11.IRON MAN
12.CHILDREN OF THE GRAVE
13.PARANOID
飛行機事故によるランディ死去。オジーはブラッド・ギリスを
後任にツアーを再開します。本作はツアーメンバーからドンを
除く4人によるライブ盤ですが、諸所の裏事情が存在します。
当初はランディ時代のライブ盤を出す予定だったのが、質の良い
テープが無かった為に断念(後に『TRIBUTE』で発表)。
なら今のメンバーでライブ録音と路線変更したけど、リハ不足。
結局、サバスナンバーでライブレコーディングするに至ります。
先ずは1。生々しいオジーコールからスタートです。
ブラッドのガッツ入ったギターが実にカッコ良しっ!
リズム隊も燃えてます。演奏陣、気合い十分ですね♪
オジーの歌は入れ直してるな。元の歌が聞こえます。
Gソロはオリジナルと異なるメロディアスなプレイ。
アーミングもバンバン使ってるね。それで良いです。
アコースティックへの展開はなし。それも良いです。
2は名盤『Vol.4』より。中期の名曲でしょう。
曲の良さが出てますね。Gソロもナイスな解釈です♪
しっかし充実した演奏っ!トミーはゲイリームーアで
既に評価されてたとは思うけど、ブラッドとルディの
プレイは無名でなし。素晴らしいプレイの連続です!
次は3。言うまでなく1stからのナンバーですね。
雰囲気十分。演奏陣のタメが少々足りん気もしますが
オジーが歌い始めると一気に世界へ引き込まれます。
Gソロは早弾き連発で消化不良。オリジナルの勝ち。
次は4。雰囲気出てるね。さすがのバック3人です。
オリジナルほどドロドロでないけど、別に悪くなし。
Gソロもナイス。文句無しのパフォーマンスですな。
更に超名曲5。オジーのMCはいつも刺激ですねー!
ルディのBは線が細し。ギーザーとの比較はキツし。
中間部のBソロも説得力不足。ギーザーが凄過ぎと。
6はオジーのハーモニカより。吹き直しでしょうな。
トミーのDに注目!歌のバッキングとか職人芸です♪
今度は7。5同様、ギーザーのBでないと魅力薄し。
リズムがファンキーなルディだけに違和感一杯です。
ナイスな演奏には違し。Gソロも十分ノッてますよ。
次は8。注目の中間部、ルディの解釈が面白いです。
7とは逆にコレで良いって感じ。超カッコ良いです♪
9はオジー在籍時のラスト作より。曲が超心地良し♪
指弾きのルディのBがヤバいのを除けば絶好調です♪
終盤。10です。曲が最高!サビにグッと来ますね♪
スタジオテイクに負けてなし。ベストテイクかもな。
さて11。ブラッドのGはランディよりサバスの曲に
合ってます。ギターサウンドもガッツ入ってるしね♪
メドレーで12へ。演奏のテンションが素晴らしき!
Gソロも素晴らしき!この曲のベストソロかもねー♪
最後はお約束の13。演奏陣のガッツ感が最高です♪
ルディが特に凄し!ブラッドも快調!ズバリ名演っ!
(2009/6/23)