『LIVE AT WOODSTOCK』 JIMI HENDRIX (1999)


(DISC ONE)
1.INTRODUCTION
2.MESSAGE TO LOVE
3.HEAR MY TRAIN A COMIN'
4.SPANISH CASTLE MAGIC
5.RED HOUSE
6.LOVER MAN
7.FOXY LADY
8.JAM BACK AT THE HOUSE

(DISK TWO)
1.IZABELLA
2.FIRE
3.VOODOO CHILD
4.STAR SPANGLED BANNER
5.PURPLE HAZE
6.WOODSTOCK IMPROVISATION
7.VILLANOVA JUNCTION
8.HEY JOE



「THE WOODSTOCK MUSIC AND ART FAIR」

言わずと知れた伝説のフェスティヴァルです。69/8/15から3日間。
18000ドルという最高額のギャラだったジミが、大トリで登場したのは
18日の朝9時!50万もの人が足を運んだにも関わらず、この時には既に
2万5千人程度しか居なかったそう。言わば最高待遇が裏目に出た訳ですが
そこでジミは生涯最高、いやROCK史に燦然と輝く名演を繰り広げます。

メンバーはジミ、ミッチー以外に、ビリー・コックス(B)、ラリー・リー(G)
ジェリー・ヴェレツと、ジューマ・サルタンのパーカッションという6人。
詳細はライナー等を読んで下さい。んで一つだけ。当ライブは、んな感じに
リリースされてきました。再発やコンピとか除いた重要なとこだけだと。。

・90年〜ウッドストックフェス全体のVIDEO(ジミは数曲?)。
・92年〜ジミだけのライブのVIDEO(11曲のみ)。
・94年〜CDでのリリース(12曲のみ)。
・99年〜リマスターかつ、完全に近い曲数かつ、ライブの曲順に収録したCD。
・07年〜未発表アングルバージョンの映像も含んだDVD。

ココでは、99年製のCDを使用しますね。ではウッドストックへ!


”THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE”との
間違った紹介で登場。早朝とはいえ、十分盛り上がってますね。
MC、メンバー紹介に続いて2へ。このバンドによる新曲です。
どことなくフェス向きな曲調がナイス。良い感じに高揚します。


3はエクスペリエンス時代の定番曲。風格って感じの演奏です。
ミッチーのDがナイス。ジミのソロもノッてます。しかも長い!


4も定番。個人的に、んなに好きな曲でないんだな。それなり。
Gソロもそこそこ。つかこの曲では、ラリーのGと叩き隊が少し
聞こえます。存在感がゼロに等しき。当リマスター盤は意図的に
音を下げてます。ブートだと、遥かに良く聴こえるんだけどさ。
終盤にDソロ有り。この日のミッチーは、実にカッコ良いです。


5は冒頭のソロから快調♪定番とはいえ、実にナイスなプレイ。
名演の多い当曲ですが、この日もベストに近いと言えましょう。
実に聴き応えあり。Gソロも説得力十分。でも最高ではないか。
この後の「CALL ME MASTERMIND」は曲カット↓


6は速し!迫力はもう一つです。Gソロはラリーですがウーン。
相手がジミだからね。連鎖反応か、後のジミのソロもイマイチ。


7は数ヶ所でジミの音が消えるのが生々しき。ソロもワイルド。
荒々しくて刺激的です。最高のバージョンとは言えないけどさ。


8は新曲。かなり実験的なインスト。機械的に感じに進行です。
でも結構、面白いですよ。当時のジミの趣向が垣間見えますな。
Dソロからはバンドの熱演!終わり方は唐突です。では後半っ♪


1は、ジミが当時の恋人に捧げた新曲。多少、2に近い感じね。
苦悩したGソロは意味深。コレを聴いて恋人はどう思うのか?!
この次に「GYPSY WOMAN」が有りましたがカットです。
未収録2曲が有ると思うと、この辺は退屈かもね。無くて良い。


2は私の超FAVORITE♪良いねー!メチャクチャ興奮っ!
Gソロもキレまくりーっ♪更に3。ダイナミック感が最高っ!!
Gソロも実に強力っ!!当曲のベストテイクでもありましょう。
延々と続くGソロに続いて4へ。究極の名演です。黙って聴け!
5に移る瞬間も最高っ!!!歓声も感動的です。涙すら出る。。
ハイテンションのGソロは、曲が終わった後も更に続きます。。
徐々にヴォルテージを下げるとこなんか、上手さ云々で語るより
ジミが内面をそのまま表現してると言った方がピッタリかと。。
グッと落ち付いた7で終了。後の大歓声が全てを物語ってます。


再登場は8。感動的に閉幕です。。。


(2007/12/31)