『VERY 'EAVY VERY 'UMBLE』 URIAH HEEP (1970)

1.GYPSY
2.WALKING IN YOUR SHADOW
3.COME AWAY MELINDA
4.LUCY BLUES
5.DREAMMARE
6.REAL TURNED ON
7.I'LL KEEP ON TRYING
8.WAKE UP(SET YOUR SIGHTS)

(BONUS TRACKS)
9.GYPSY
10.COME AWAY MELINDA
11.BORN IN A TRUNK



70/6発表のデビュー作です。メンバーは

・現在も不動のギタリスト、ミック・ボックス(G)
・ヒープ結成前からミックと活動していたデヴィッド・バイロン(Vo)
・後釜だけど実質的リーダー、ケン・ヘンズレー(Key,G,Vo)
・ポール・ニュートン(B)
・アレックス・ナピアー(D)

の5人。クレジット上のDはオリー・オルッソンと成ってますが
オリーは4と5でのみ叩いてます。


1はヘヴィナンバー。実にスリリングなイントロです。
歌メロも印象的。Keyソロも熱し!良い意味で若い♪
ラストの混沌とした展開は明らかにクリムゾンですな。


2は少し抑え目のハードチューン。シンプルな感じね♪
歌メロはコレも印象的。Gソロはそれなりっつか微妙。


3はバラード。デヴィッドの語り掛ける様な歌が絶品♪
雰囲気タップリ。サビなんかたまらん。素晴らしい。。
メロトロンやコーラス等々、やはりクリムゾンの1st
からの影響が感じられます。つかジャケットもパクリ笑
つか、当バンドが残した名バラードの一つです。最高!


4はブルーズナンバー。デヴィッドには合わないねえ笑
即興の上手い人では無いしね。全体的に硬い歌唱です。
Keyはナイス。Gソロは雰囲気モノ。まあそれなり。


5はヘヴィチューン。イントロのGがカッコ良いです♪
ミックでなくケンでしょう。Gソロはそれなりですが。


6はシャッフル調。アメリカンな雰囲気が漂ってます。
なんかとっても親しみやすし。歌メロとかも悪くない。


7は劇的系。曲展開がナイス。1とかに近い路線です。
コーラスが良い感じ♪ミックのGソロも頑張ってます笑


最後の8はプログレ系。ジャズな雰囲気も登場します。
歌メロがしっかりしてるので、複雑感とかは無いです。
終盤の展開は実に感傷的。様式美ですねえ。。最高っ!


(2010/1/4)