『HIGH AND MIGHTY』 URIAH HEEP (1976)

1.ONE WAY OR ANOTHER
2.WEEP IN SILENCE
3.MISTY EYES
4.MIDNIGHT
5.CAN'T KEEP A GOOD BAND DOWN
6.WOMAN OF THE WORLD
7.FOOTPRINTS IN THE SNOW
8.CAN'T STOP SINGING
9.MAKE A LITTLE LOVE
10.CONFESSION

(BONUS TRACKS)
11.NAME OF THE GAME
12.SUNDOWN



前作と同じメンバーで制作された本作は、前作から1年後の76/11発表。
プロデュースが1stから務めたゲイリー・ブロンでなく、バンド名義と成ってます。


1はハードナンバー。イントロのBが特徴的です。
歌はジョン・ウェットン。らしい歌い回しですね。
中間部はケンの歌。良い感じにメロディアスです。
曲展開も面白し。曲としての完成度も高いですな♪


2は感傷的なチューン。イントロのGが最高です。
デヴィッドの歌もナイス。爽やかなサビも良いね♪
中間とかに決定的なソロとか有れば完璧だったな。


3もマイルドな曲調。アコースティックしてます。
解放感が良い感じ。サビもそこそこメロディアス。
大人のロックって感じですな。ちょっと眠いけど。


4は少しだけ劇的。「SWEET FREEDOM」に近い感じね。
歌メロはイマイチ。当バンドにしては物足りない。
Keyソロはそこそこ。もっと長くても良かった。


5はROCK ’N’ ROLL系。お約束の曲調ですな。
明るい歌メロがナイス。サビもメロディアスです♪
ソロが無いのがなんだかな。なんか勿体ないかと。


6もオシャレな雰囲気より。コミカルな感じかな。
基本的には明るいROCK ’N’ ROLLしてます。
QUEENなとこも有り。ちょっと捨て曲系だな。


7はカントリー風からハードな曲調に展開します。
どうもコーラスがらしくないな。ヤリ過ぎな感じ。
部分的にはメロディアスですが、半端な感が強し。


8に至ってはイントロだけでウーン。イカんです。
なんかすっかり勢いを無くしてる感じ。眠いぞー。
ライブで見たいとも思わないし。捨て曲ですねえ。


9は陽気なROCK ’N’ ROLL。又コレですか。
悪くはないんだけど、個性とか希薄なんだよなあ。
速い曲とか大作とか無いんかい?実にイラつくね。


最後の10はバラード。「THE EASY ROAD」風です。
ピアノをバックにデヴィッドが朗々と歌ってます。
まあコレはそれなり。個人的には物足りないけど。


(2010/7/6)