『FROM NOW ON...』 GLENN HUGHES (1994)


1.PICKIN' UP THE PIECES
2.LAY MY BODY DOWN
3.THE ONLY ONE
4.WHY DON'T YOU STAY
5.WALKIN' ON THE WATER
6.THE LIAR
7.INTO THE VOID
8.YOU WERE ALWAYS THERE
9.IF YOU DON'T WANT ME TO
10.DEVIL IN YOU
11.HOMELAND
12.FROM NOW ON...

(BONUS TRACK)
13.BURN
14.YOU KEEP ON MOVING



『PLAY ME OUT』('76)以来、実に18年振りのソロ作です。
メンバーは元EUROPEのジョン・レヴィン(B)、イアン・ホーグランド(D)、ミック・ミカエリ(Key)
加えてトーマス・ラーション(G)、アンダース・ボーイフェルト(G)のG二人です。


1は攻撃的なHRナンバー。上昇するリフが特徴的。
歌もメロディアスです。グレンに覇気を感じますね。
Gソロは早弾き中心。上々のスタートって感じかな。


2は泥臭い感じのチューン。アリガチなタイプかと。
Gソロは繊細な感じ。如何にも北欧系なプレイかと。
もっと太い音の方が良いけど、歌心あるメロは良し。


3はしっとり系からハードに展開。EUROPE風。
PURPLE系を期待してる身には軽すぎる様な。。
曲自体はそれなり。Gソロも、フツウにイケてます。


4はバラード。産業ROCKだな。嫌いじゃないよ。
Gソロも雰囲気出てるし。微妙に淡白なのが勿体無い
気がするけど。サウンドと良い、なんか足りんぞー!


5はファンキーなナンバー。完全にグレンの世界ね。
曲的にはウーン、奇妙な感じってとこ。良く解らん。
未発表テイクのレベルだな。質的には保ってるけど。


6は地を這う様なHRチューン。サビ前が良い感じ。
やはりサウンド面の線の細さが、惜しい感じです。。
終盤におけるGソロの掛け合いとかは良い感じです。


劇的なイントロの7は、PHENOMENA風かと。
グッと盛り上がる曲展開が良し。サビも良い感じね。
緊張感もイケてます。Gソロも良い味を出してるし。


8はヒューズ/スロールの未発表曲。元曲通りです。
産業ROCKだけど、文句無しにメロディアスかと。
んなに良い曲が眠ってたなんて、あまりにも悲劇だ!


9はkey+歌でしっとり。女性コーラスも有ったり
して、ほとんどAORです。ある意味、本領発揮と。
曲は良いし、Gソロもグー。夜のドライブに最適だ笑


10はパットスロールとグレンの共作。コンビ復活!
アクの強い曲作りは、明らかにパットのモノですな♪
でも残念ながら捨て曲系。あのアルバムには程遠い。


11は90年初頭にロビン・ジョージと創作した時に
残したマテリアル。しっとり系からハードに展開ね。
サビが快調っ!中間部もナイス。嬉しい程に爽快っ!


最後の12は落ち着いた感じの曲。大人のROCK。
サビ前&サビが実にメロディアス。良いですねぇ。。
心に入ってきます。Gソロも良し。ゾクゾクするよ♪


(2008/5/9)