『ANIMALS』 PINK FLOYD (1977)

1.PIGS ON THE WING 1
2.DOGS
3.PIGS
4.SHEEP
5.PIGS ON THE WING 2



77/1リリース。前作までは辛うじて民主主義的なバンドだった様ですが
本作からロジャー主導と成ったらしく、デヴィッドとの共作である2以外の4曲は
全てロジャー1人のクレジットと成ってます。売れると良く有る事ですな。


1はロジャーがアコギ一本で歌います。
序章風ですな。1分半程で終わります。


犬と豚は前作のツアーで新曲として演奏されてました。
その時は犬を「YOU GOTTA BE CRAZY」と紹介されてます。
躍動感強めのアコギをバックにデヴィッドが歌います。
多少劇的って感じ。Gソロはとっても悩ましいですな。
徐々にヴォルテージアップっ!そして泣きのソロへ。。
前半最大の聴きどころです。G2本の絡みが良い感じ♪
続いてテンポを落とします。犬がバウバウ吠えてるね笑
更にGソロ。デヴィッド節が全開してます。良いねえ。
歌を挟んでシンセ中心の展開へ。また犬が吠えちょる笑
前作収録「WELCOME 〜」近い雰囲気ですな。悪くない。
続いて序盤と同じアコギへ。今度はロジャーの歌です。
最後は「ECLIPSE」風に展開します。良いですな。


次は豚。いきなりブーです笑。豚=資本家だそうです。
雰囲気こそ違えど、明らかに「MONEY」の路線ですな。
歌はロジャー。悪くもないけど、面白味はもう一つか。


そして羊。前作のツアーでは「RAVING AND DROOLING」と紹介されてました。
ジャズ系のKeyから、躍動感有る展開に移行します。
前作の終盤に近いアイディアですが、劇的系と言うより
ROCK色が強し。歌はロジャー。シャウト中心です。
中間部は良く解らず。グッと来るソロが欲しかったな。
ラストの雰囲気明るいGは最高ね♪センス抜群ですな。


最後の5は1と同曲です。エピローグ。


(2010/7/27)