『TRILOGY』 EMERSON,LAKE & PALMER (1972)

1.THE ENDLESS ENIGMA(Part One)
2.FUGUE
3.THE ENDLESS ENIGMA(Part Two)
4.FROM THE BEGINNING
5.THE SHERIFF
6.HOEDOWN(Taken from RODEO)
7.TRILOGY
8.LIVING SIN
9.ABADDON'S BOLERO



72/6発表!


1〜3は組曲。1はサスペンス映画の様なイントロです。
リズム隊が加わってからの躍動感ある展開は『TARKUS』風。
どこかで聴いた様な歌メロは実にナイス♪重厚感も最高♪
『展覧会の絵』を思わせる劇的感に風格すら感じますな♪
続く2は基本的にピアノソロ。さすがキース、上手いね♪
んで3。鐘の音が実に良い感じ。見事な情景描写ですな♪
最後は1と同じメロ。グレッグの歌で劇的に幕切れます。
もっと長くても良かったな。文句無しの完成度っ。最高!


4は基本的にグレッグの弾き語り。いつものヤツですね。
個人的に「LUCKY MAN」よりもコレの方が好きです♪
影のある雰囲気が超ナイス。歌もアコギも素晴らしいよ♪


5はカールをフューチャー。楽しい雰囲気からスタート♪
歌メロが明るし。アメリカンしてますね。カール向けだ。
捨て曲系だけど悪くはなし。終わり方もカッコ良いしね♪


6は「RODEO」のリメイク。”かけっこ”の曲ですな♪
完全にキースの独壇場っ!スーパープレイの大連発です!
あまりにもスリリングかつ実に親しみやすいアレンジね♪
終盤の盛り上がりも実にナイス♪完璧でしょう。超最高!


7は9分弱の大作。静かな始まりです。気持ち1に近し。
キースのソロプレイから躍動感ある展開へ。実に攻撃的!
シンセのソロは雰囲気モノかな。んで、起承転結の転へ!
どっかで聴いた様な歌メロが又も出てきます。不思議ね♪
終盤の展開も実に楽しき♪エンディングも最高ね♪完璧!


8はアバンギャルドな感じ。サビに当る部分はそこそこ。
でもコレこそ捨て曲系と。それなりにスリリングだけど。


最後の9はタイトル通り。同じフレーズの繰り返しです。
ライブだとイケそうだけど、アルバムだとなんか疲れる。
正直言って面白味薄し。ラストの曲らしいとは思うけど。


(2010/3/17)