『EMERSON,LAKE & PALMER』 EMERSON,LAKE & PALMER (1970)

1.THE BARBARIAN
2.TAKE A PEBBLE
3.KNIFE-EDGE
4.THE THREE FATES
5.TANK
6.LUCKY MAN



70/11発表のデビュー作です。メンバーは

・元ナイスのキース・エマーソン(Key)。
ナイス時代に5枚のアルバムを発表しており、卓越した技術は既に評価されてました。
ナイスもトリオ編成でしたが、他の二人に満足してなかったと言うのが真相でしょう。

・グレッグ・レイク(B,Vo)。言わずと知れた、元キングクリムゾンです。
クリムゾンの2nd製作時には既に、キースと新バンド結成を企んでいたとか。
グレッグはクリムゾンの何が不満だったんですかねぇ。ゴタゴタしてたからかな?

・カール・パーマー(D)。元アトミック・ルースターです。
アトミックと言われても、ハッキリ言って知りません。バンド名ぐらい。


1はインストナンバー。キース中心に進行します。
楽曲のパンチ強し!曲展開も実にスリリングです。
中間部における3人のコンビネーションも凄しっ!
ラストはカールの叩きまくり!素晴らしい!圧巻!


2はピアノのブラッシングより。実に印象的です。
主役はグレッグ。マイルドの歌声がやはり魅力的♪
中間部はキースのピアノソロより。ジャズですね。
続いてグレッグのアコギソロへ。まったりします♪
更にキースのピアノソロ。リズム隊も加わります。
最後はグレッグの歌で終わります。良いですねえ。


3はハードチューン。歌からスリリングに展開っ!
曲調に覇気が感じられますね。押せ押せしてます。
中間のKeyソロも良い感じ。キースは全て良い♪
グレッグの歌も力強いです。歌メロも実に印象的♪


4は3つのパートに分かれた、8分弱の組曲です。
先ずはパイプオルガン。実にゴージャスな雰囲気。
続いてピアノソロ。またピアノソロか。少し眠い。
最後はリズム隊が加わります。コレは良い感じね。


5はカールのDソロがメイン。ともかく速いです。
手数の多さではピカイチ。パワーも十分あるしね。
終盤は何故かKeyソロへ。なんか意味解らない。


6はバラード。クリムゾン「I TALK TO THE WIND」を
明るくした雰囲気。前5曲が緊張感強かっただけに
実にナイスな解放感です。サビにグッとキますね♪
アルバムラストに最高でしょう。説得力もあるし。


(2010/1/5)