『LARKS' TONGUES IN ASPIC』 KING CRIMSON (1973)

1.LARKS' TONGUES IN ASPIC,PART ONE
2.BOOK OF SATURDAY
3.EXILES
4.EASY MONEY
5.THE TALKING DRUM
6.LARKS' TONGUES IN ASPIC,PART TWO



前作までのメンバーに不満を感じていたフリップは、72/4に解散=バンドリニューアルを実行します。
先ずはYES『CLOSE TO THE EDGE』をレコーディングしたばかりのビル・ブラッフォード(D)と意気投合。
続いて、連絡が一週間遅かった為に前作への参加を逃したフリップの旧友、ジョン・ウェットン(B,Vo)が続きます。
更に、オーディションでデヴィッド・クロス(Violin,Key)、ジェイミー・ミューア(Percussion)が加入。
数ヶ月のツアーを行った後、73/3に本作をリリースします。
ピートも脱退していた為、作詞はジョンの旧友、リチャード・パーマー・ジェイムズ(スーパートランプの初代ギタリストとか)が行ってます。


1は13分強のナンバー。静かなスタートです。
続いて緊張感あるバイオリンからリフが炸裂っ!
極めて刺激的!強烈なオープニングテーマです。
更にフリップのソロからパーカッシヴな即興へ。
更に激しい即興へ!ビルの叩きまくりが壮絶っ!
続いてバイオリンソロ。一気に静寂の世界へ。。
ラストは劇的にエンディング!素晴らしいっ!!


2はジョンが歌う静かな曲。まったりしてます。
ジョンの声が実にナイス♪Bも良い音してます♪
フレーズも絶妙!フリップのバッキングも注目。
バイオリンも良いですなぁ。コレも完成度高し♪


3はバラード。不協和音から美しく展開します。
ジョンの力強い歌声が良い感じ。良い雰囲気ね♪
バイオリンの響きも美しき♪劇的感もイケとる♪


4はアバンギャルドなチューン。2ndから続く
「CAT FOOD」路線。実に奇妙なアレンジです。
中間部における即興の盛り上がりも聴きモノっ!


5。リズム隊のビートがフェイドインされます。
バイオリンも追従。ヴォルテージが上がります。
フリップもGで追従!実にスリリングな展開っ!
音量も少しずつ上昇っ!完全にヒートアップ!!
んで悲鳴の如きノイズから6へ!リフが炸裂っ!
奇妙なメロが印象的。曲展開もシビれましょう♪
最後は圧倒的なエンディングっ!!凄過ぎる!!


(2010/4/11)