『BLUE MURDER』 BLUE MURDER (1989)
1.RIOT
2.SEX CHILD
3.VALLEY OF THE KINGS
4.JELLY ROLL
5.BLUE MURDER
6.OUT OF LOVE
7.BILLY
8.PTOLEMY
9.BLACK-HEARTED WOMAN
WHITESNAKEが『SERPENS ALBUS』を出す
前の、86年末に脱退したジョン・サイクス(Vo,G)は
EL&P在籍中のコージー・パウエルと、新バンドの
リハをします。それにトニー・フランクリン(B)が加わり
残るはヴォーカリストと成ったところで、コレが難航。
結局コージーは離れます。でもそれほど経たずして
カーマイン・アピス(D)が加入。歌もジョンが歌う事で
収まります。結果的に、2年以上もの歳月を経たと。
プロデュースは、モトリーもやってたボブ・ロックです。
劇的なイントロの1はハードナンバー。メインのリフが
ファンキーかつ特徴的です。つか、ウネりが凄いねー!
さすが実力者揃いです。ジョンの歌は当然、賛否あり。
ワタシは抵抗ないけど、素人並の歌唱と言えなくない。
つか歌メロがナイス。サビも印象的。Gソロ前における
Bソロも超劇的!Gソロなんか、水を得た魚状態です♪
ソロ後の展開やGソロもナイス。曲自体が素晴らしい!
2は1以上にファンキーしたメタリックチューンです。
早口な歌メロがフィル・ライノット風。サビが最高っ♪
良い感じにメロディアス。鉄壁のリズム隊にも注目ね♪
中間部は明らかに「STILL OF THE NIGHT」。
Gソロの迫力は鳥肌モノっ!強烈な覇気を感じますよ!
終盤の展開も超劇的っ!この曲も恐ろしく完成度高し!
3は重厚かつ神秘的なイントロから豪快に展開します。
この曲もスケール大きい!オリジナリティーも強力っ!
サビもチョウ劇的っ。歌メロも素晴らしく魅力的です。
Gソロは白蛇時代と比べ、ウンとノビノビ弾いてます。
聴いてる方も心地良い程。終盤の展開も良いですねー♪
4はアコースティック。1から緊張の連続だっただけに
嬉しさすら感じます♪自然と体が動く曲調もナイスね♪
歌メロもナイス。サビもグッと来る程にメロディアス♪
Gソロを含む後半の展開も最高でしょう。前半完璧っ!
5はROCK ’N’ROLL系。Dが強調されてます。
サビがそこそこ印象的。前4曲ほどグッとは来ないな。
Gソロもそこそこ。曲自体は十分完成されてるけどね。
6はバラード。「IS THIS LOVE」してます。
Gのトーンにウットリ♪ジョンにはコレも有るんです。
歌メロもグッとくるね♪サビもナイス♪Gソロも最高♪
デヴィッドだったら。。とかウザイ!オマケは聴くな!
7は後のライブの定番曲。イントロがマイアミバイス。
曲の雰囲気や曲展開のセンスがニクい!サビもナイス♪
コンパクトでも密度が濃い曲ですね♪Gソロも快調っ!
東洋風のSEが印象的な8はスケール大きいチューン。
劇的なイントロから重厚に展開します。サビがナイス♪
コレも完成度高し!Gソロも早弾き全開っ!充実です♪
最後の9は「BAD BOYS」。本作唯一の疾走系ね。
待ってましたーっ!!!サビ前の歌メロもナイスっ!
「COLD SWEAT」風の中間部もナイス!凄いっ!
(2008/9/5)