『THERE AND BACK』 JEFF BECK (1980)
1.STAR CYCLE
2.TOO MUCH TO LOSE
3.YOU NEVER KNOW
4.THE PUMP
5.EL BECKO
6.THE GOLDEN ROAD
7.SPACE BOOGIE
8.THE FINAL PEACE
スタジオ盤としては4年振り。ヤン・ハマー・グループが女性問題でおかしくなり
ジェフはスタンリー・クラークとドラマーを加えたトリオ編成を目論見ます。
本作の1、2、3は、その78年末における録音です。来日もしてますね。
スタンリー・クラーク(B)、サイモン・フィリップス(D)、トニー・ハイマス(Key)というメンバーでした。
その後どういう訳か間が空き、再度レコーディングに入ったのは80年初頭の事。
ジェフ、サイモン、トニー、Bにモ・フォスターを迎えた4人。それが4以降の5曲です。
1、2、3はヤンの作曲、他は基本的にトニーの作曲。リリースは80/6です。
1はイントロが「マイアミ・バイスのテーマ」風。
メロが印象的。Gソロもナイス。実に心地良いね♪
Keyソロはヤンがジェフみたいに弾いてますな。
ジェフとの掛け合いもスリリング。むしろ熱いっ!
2は「SHE’S A WOMAN」風。リラックスしてます。
とってもメロディアス。まるで歌ってる様ですな♪
パーカッシヴなKeyが印象的な3はヤンが主導。
前作収録曲に近い雰囲気です。ファンキーな感じ。
Gソロは、かなりフリーフォーム。キレてますな♪
4は重厚チューン。シンプルながらも実に魅力的な
メロディーです。アレンジが抑え目な分、ジェフの
Gが更に引き立ってる感もあり。実に良い感じね♪
5は劇的なナンバー。イントロからゾクゾクです♪
HR風の攻撃感が最高っ!メロディーも魅力的っ!
ライブ感覚タップリのGソロも文句無し!完璧っ!
6はグッと落ち付いたチューン。雰囲気アダルト。
とってもムーディーです。コレはコレで良しかな。
7はサイモンが怒涛のDを炸裂させます。凄いっ!
鋭いフレーズの連続!緊張感抜群!メロも良いね♪
GソロはDに消されてる笑。主役はサイモンです。
最後の8は幻想的な雰囲気。前ニ作と同路線です。
でも実に聴きがいあり。ジェフは、むしろコレよ♪
(2009/9/16)