『ROUGH AND READY』 JEFF BECK GROUP (1971)

1.GOT THE FEELING
2.SITUATION
3.SHORT BUSINESS
4.MAX'S TUNE
5.I'VE BEEN USED
6.NEW WAYS/TRAIN TRAIN
7.JODY



69/11の自動車事故で3ヶ月の重症を負ったジェフは
退院直後にコージー・パウエル(D)と出会うものの、
メンバー選出に難航。リハの開始は71/4です。
71/10に発表した本作において、ジェフは第一期とは
明らかに異なる路線に踏み出します。その方向性とは
16ビートを主体としたパワフルなR&B!
ジェフとコージー以外は、Bにオーディションで選んだ
クライヴ・チャーマン(B)、その友人のマックス・ミドルトン(P)
新人ヴォーカルのボブ・テンチの3人です。


1はハードナンバー。シンプルなリフが印象的です。
サビも実に心地良し。クライヴのBが素晴らしいね♪
ピアノソロはそれなり。Gソロは文句無し最高です♪


2もハードチューン。歌のバッキングがカッコ良し♪
歌メロも実に良い感じね♪サビもメロディアスです。
唸りを上げるGソロはジェフの独壇上!凄まじいっ!
Keyソロはジャズ風。出過ぎないのが良いのです♪


3もハード系。劇的なイントロから爆発的に展開っ!
高揚感がとってもナイス♪強い覇気も感じられます。
歌もメロディアス♪Gソロも最高♪完成度高いです♪


4はタイトル通りマックスの曲。落ち着いた感じね。
部分では面白いですが、ちょっとダルい。つか眠い。


5はハード系。コージーの王道的なDが印象的です。
歌メロはイマイチ。雰囲気は良いけど捨て曲な感じ。


6はメドレー。先ず「NEW WAYS」。軽快にスタート♪
曲展開がとってもナイス♪歌も実にメロディアスね♪
中間部は、ジェフをコージーに引っ張る形で進行っ!
そのジェフとコージーの掛け合いが超カッコ良しっ!
その後の歌から「TRAIN TRAIN」に繋がります。
ジェフのメロディアスなフレーズがコレ又超最高っ!
4度登場するフレーズ、微妙に異なってる点に注目!
本作最大の聴きモノでしょう。実に聴きがいありっ!


最後の7は感傷的なチューン。グッとくる歌メロね♪
Gソロも面白し。アルバムラストに相応しい雰囲気♪


(2010/2/4)