『HIGH VOLTAGE』 AC/DC (1976)

1.IT'S A LONG WAY TO THE TOP
2.ROCK 'N' ROLL SINGER
3.THE JACK
4.LIVE WIRE
5.T.N.T.
6.CAN I SIT NEXT TO YOU GIRL
7.LITTLE LOVER
8.SHE'S GOT BALLS
9.HIGH VOLTAGE

(HIGH VOLTAGE) ORIGINAL
1.BABY PLEASE DON'T GO
2.SHE'S GOT BALLS
3.LITTLE LOVER
4.STICK AROUND
5.SOUL STRIPPER
6.YOU AIN'T GOT A HOLD ON ME
7.SHOW BUSINESS

(T.N.T.) ORIGINAL
1.IT'S A LONG WAY TO THE TOP
2.ROCK 'N' ROLL SINGER
3.THE JACK
4.LIVE WIRE
5.T.N.T.
6.ROCKER
7.CAN I SIT NEXT TO YOU GIRL
8.HIGH VOLTAGE
9.SCHOOL DAYS



デビュー作かつ編集盤です。オリジナルの『HIGH VOLTAGE』はオーストラリアのみで75年にリリース。
同年に『T.N.T.』を発表。その2つが上記のオリジナルバージョンです。
その2枚を編集し、オーストラリア以外で発表したのが現行バージョンです。
タイトルこそ『HIGH 〜』ですが、9曲中7曲が『T.N.T.』から選曲されてますね。
『HIGH 〜』から2曲のみですが、4を除いた残りの4曲は84年リリース『’74 JAILBREAK』に収録されてます。
メンバーはアンガス・ヤング(G)、マルコム・ヤング(G)、ボン・スコット(Vo)、マーク・エヴァンス(B)、フィル・ラッド(D)です。


1はハードナンバー。ワクワクするイントロです♪
サビが印象的。中間のバグパイプも実に刺激的っ!
覇気も強く感じられますね。バンドの勢いですな♪


2もハードチューン。イントロのGがシブいです。
当時16歳のアンガス、Gソロもキまってますね。
サビはそれなり。終盤の展開もそこそこって感じ。


3はライブの定番曲。アンガスのケツ出しですね。
曲自体は重厚なブルーズ調というかブギーですな。
Gソロは聴きモノ。まだ16歳ですよ!見事です。


4はハードチューン。1同様にゾクゾクしますね♪
歌部分も1に近い高揚感♪サビもカッコ良いです♪
Gソロも快調っ!フィードバックもイケてますな♪


5はヘヴィナンバー。悪ガキなイントロが印象的。
サビも覚えやすいね。ライブで歌うところですな。
音こそ軽いけど、80年以降のヘヴィ感に近いね。


6はハードブギーって感じ。雰囲気明るいですな。
なんかとってもアメリカン。実に心地良いですね♪
アレンジも曲展開も面白し。飽きない曲調ですな♪


7はブルーズ。3に近い感じね。歌メロがナイス♪
泥臭いサビも印象的。ボンって結構、機用ですな。
Gソロはそれなり。曲自体は悪くない。イケてる。


8はハード系。思いっきりシンプルなアレンジね。
アマチュアバンドの練習みたい笑。捨て曲レベル。
Gソロはまあまあかな。それなりに頑張ってます。


最後の9はハードチューン。軽快に飛ばしてます。
歌のバッキングが特徴的。サビはまあまあな感じ。
ライブの定番ですが、曲的には大した事ないかな。


(2010/6/1)