松本泰幸 Yasuyuki Matsumoto
1974年 国立音楽大学器楽学科(サクソフォーン専攻)卒業。フリーの音楽家としての道を歩む。
ジャズ・ライヴハウスのメッカ、新宿ピット・インでの演奏活動をはじめとして数多くのバンドに参加。テレビ番組、コンサート・ステージ、スタジオ・ワークなど幅広く活躍する一方、自身のグループ<Grand Duke>を率いてサクソフォーン奏者として、また、ヴォーカリストとしても活動。
1980年代は、フラメンコダンサーの碇山奈々の舞台にフルーティスト&ピアニストとして参加。また、女優丹阿弥谷津子演じる一人芝居の音楽監督として、作曲・編曲を行う。舞台音楽のみならず、コマーシャル音楽の制作にも携わり、ジャンルにとらわれない幅広い音楽活動を展開する。
1990年代は、自身の演奏活動の一方で若い音楽家の育成にも力を注ぎ、サクソフォーンの教則本・ビデオ・練習曲集等を執筆、出版する。'92年以降は渡英を重ねる中、独自の音楽理論を更に追求。サクソフォーン奏者としての新たな演奏活動を展開すると共に、ヴォイス・トレーナーとして若きシンガーたちの指導・育成に情熱を傾けている。
近年はソロCD『ひとり・音』発売を機にサクソフォン奏者としての新たな演奏活動を始めている。2006年4月から2007年3月までの1年間12回のマンスリー・スタジオ・ライヴ(毎月違ったテーマで)を、(国立市のホール内のスタジオで)展開し好評を得ている。サクソフォンの為のオリジナル曲を数多く作曲、演奏活動の中心とする中で、2008年9月に「ふたり・音〜ソプラノサクソフォンとピアノのための小品集」のアルバム&スコア発売をする。