糖質は多糖類、2糖類、単糖類に分類され、ブドウ糖はこの中の単糖類に属します。ブドウ糖は小腸で吸収され門脈という血管を通って一度肝臓に行きます。肝臓ではブドウ糖の1部をグリコーゲンという形で貯蔵され残りは血管を通って、からだ全体に運ばれます。
そして、脳をはじめ体のエネルギーとしてつかわれたり、筋肉組織内でもグリコーゲンという形で貯蔵され、さらに余ったブドウ糖は脂肪組織にて脂肪に変化します。摂りすぎると肥満をはじめ糖尿病等、生活習慣病の原因となりますので注意しましよう。
最後になぜブドウ糖は脂肪に変化するのかお話したいと思います。エネルギー源といえば、3大栄養素ですがそれぞれの1gあたりの発熱量はおおよそ下記の通りとなります。
栄養素名 |
1gあたりの発熱量 |
炭水化物(糖質) |
4kcal |
タンパク質 |
4kcal |
脂質 |
9kcal |
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