−「新聞を主とする記事の引用の考察」−
著作物の引用
2014年8月に入ってからだと思いますが、突如、新聞・その他メディアの記事を引用しているブログ等の記事のタイトルのIndex数が激減しました。 昔は100を超えている時期もありましたが、現在は数十件程度です。
したがって、ブログ等の記事で当該事件等の記事を参照する場合は、キーワードで検索する必要があります。
また、ブログ等で批評記事(適正な批評記事)などの記事を載せる場合は、著作権法の引用は認められますが、それ以外の記事(感想等)等を載せる場合は、 適正な引用と認められない場合がありますので、そのままだと著作権法違反になる場合があります。 これは、記事がIndexされていなくても違法となる可能性があるということす。
これは、社会批評をしている私にとっても大きな打撃です。強いものに勝てない。小生の未熟さを感じます。
しかし、記事のタイトルなどはIndexされなくとも、自分の記事のタイトルを少し変え、Indexされるようにしようと思います。記事の引用の仕方は、従前と同じにして、 より適正で批評性を高めれば、読者は見てくれると思います。
しかし、今回の新聞社等の対応は、大きな言論の自由(表現の自由)の委縮を招く結果となることを危惧してしまいます。 報道側に大きな権利を与え、小者側では記事に対する自由な発言をできなくなる。
小者はそれに屈服しかないのです。小者の表現の自由を委縮させる著作権法上の権利者への大きな擁護。
果たして、著作権法は、著作権者の保護を優先する余り、過渡に憲法で保障されている表現の自由を阻害していないか。この辺で、考えて見る必要があるような気がします。 著作権法によって保護され、その恩恵を受けている小生としては、少し狂っているように思えます。若し、それ以上に社会が壊れていたら大変ですね。
*2014年8月13日修正。
*私は何か勘違いしているのかもしれない。同じような記事のタイトルで、内容も同じようなものは、Indexされるが、似たページは一次検索から除外され、 それ以上見たい場合は、二次検索の再検索でみるようになっている。すなわち、google検索では、オリジナルの情報を前面(一次検索)に打ち出し、似たような情報は、 二次検索の再検索の対象におきかえているのである。それが以前より大幅に行われるようになったと考えられる。もう少し様子をみよう(2014年9月13日)。