−統合失調症について−
【病名】
統合失調症−Wikipedia統合失調症(とうごうしっちょうしょう、de:Schizophrenie、en:schizophrenia)とは、妄想や幻覚などの多彩な症状を示す、精神疾患の一つ。 WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではF20。2002年までは精神分裂病と呼ばれていた。 発病率は全人口の1%程といわれており、決して珍しい病気ではない。
【症状】
統合失調症<精神科>- Schizophrenia統合失調症の症状は大別して[1]陽性症状と[2]陰性症状の2つに分けられます。陽性症状は、急性期に多くみられ、幻聴などの幻覚、妄想、自我障害などです。 慢性期になっても、これらの症状が残る場合も多くあります。幻聴は実際にしていない音が聞こえるものですが、統合失調症の幻聴は人の話し声である場合が多く、 幻聴同士が会話をしたり、幻聴と会話ができたりする(対話性幻聴)のが特徴です。 また、妄想としては、盗聴器などが仕掛けられている、組織が自分を監視している(注察妄想)、嫌がらせをしている(被害妄想)などというものが多くみられます。 また、自分の考えが他人の声として聞こえてくる(思考化声)、自分の考えが人に知られてしまう(思考伝播)、人に考えを吹き込まれる(思考吹入)、考えを吸い取られてしまう(思考奪取)、 誰かに操られている(させられ体験)など、自分と他人の境界があいまいになる自我障害もよくみられます。 陰性症状は、感情の平板化、無気力、社会的引きこもり、などの症状を示します。社会的な引きこもりは発病当初からみられることも多くあります。 初期には同時に陽性症状がみられるタイプが多くみられますが、陽性症状は治療により消失したりしてあまり目立たなくなる(疎隔〈そかく〉化する)のに対し、陰性症状は一般に長く継続して残り、これが社会復帰の大きな妨げになります。
【統合失調症と私】
−発病時期と原因−
発病の発端は、会社勤務時代の睡眠不足と不安神経症が起因と思われます。
その後、徐々に仕事等でストレスが溜まり、不眠と睡眠障害により頭痛が生じ、
脳神経がぐちゃぐちゃにかき回されるような状態が生じました。
−発病時の症状−
ストレスによる不眠と睡眠障害による頭痛を薬では抑えられなくなり、徐々に幻聴・幻覚をみるようになり、
遂に発狂して病院に入院することになりました。
−現在の症状−
統合失調症の薬を服薬し、幻聴・幻覚は抑えられていますが、不眠・睡眠障害が依然として続き、頭痛も止みません。
寝ることができても、夢を見、常時脳が休まることがなく、脳神経がぐちゃぐちゃになりそうになります。
また、自分を卑下し、鬱傾向になり、自殺願望もありました。
しかし、現在は、通院して服薬しながら福祉施設の作業所に通所し、徐々に自信を取り戻し、自殺願望等も薄れてきました。
−病気になって分ったこと−
発病すると、社会で戦争が起こっているような幻覚を見ました。
治療後も、記憶を思い出すことができず、思考回路が麻痺し、自分を卑下し、無気力状態が続きました。
現在もこの傾向があるのですが、徐々に回復しています。ただ、不眠・睡眠障害・頭痛には悩まされています。
何もかも忘れて安らかな眠りにつくことができれば、この症状が改善されると思います。
=皆様へのお願い=
統合失調症は、治療すれば治る病気です。悩み・ストレス等が解消されれば、必ず治り、社会復帰もできると思います。
どうか、統合失調症等を患っている精神障害者の方々を温かい目で見守って下さい。