あきのえのころぐさ 
アキノエノコログサ
 
 

「秋の狗尾草」と書いてアキノエノコログサと呼ぶのだそうだ。

たぶん、日本中どこでも見られて、誰にもなじみの深い「ねこじゃらし」

きっと子供の頃、何に使うでもなく、束になるほどこの穂を摘んだことがあると思う。

日が落ちる頃、こんな草むらを見かけると、昔、家のまわりにたくさんあった空き地を思い出す。

いつの間にか薄暗くなって、摘んだ秋の草や実を握って、灯りのともった家へ帰るようなイメージ。

夏と秋の匂いが一緒になった原っぱは、ちょっぴり ノスタルジックな色 の風が吹く。             

   h25 10月4日                               


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