心穏やかなれば

心頭滅却すれば火もまた涼し、と言うが
今日は、全くその通りだと実感している。

実は、今日のわたしの心はいつになく穏やかではない。
だからと言って、決して怒っている訳ではないのです。
正直な所、少し心が哀しいのです。
哀しいという自分の感情に、はまっている。

今日は2002年7月3日、普通に考えると暑くて当たり前ではある。
普段、人が暑がっていても、大して暑さを感じない私です。
だけど、今日は暑い。
ちなみに、新陳代謝が悪いのかもしれないが、わたしは汗が流れるという事を体験した事がない。
サウナに入っても汗が流れない、
サウナに入った時くらい、だらだらと汗を流してみたいよぉ〜
日常は、流れるどころか、汗をかくこともあまりないのです。
(えっ?そりゃ〜動いてないだけだろうって…?)
(あんまり動いているとは言えないけどぉ〜)

なのに、今日は眼の周りだけが汗ばんでいる。
自分の感情にはまると言うことは、人との係わりの上で
向かい合う人の心を、充分理解しようとはしていないということだ。
心の眼を正しく開けようとしていない。
人の立場になろうとしていないってことだ、実に情けない。
すべての出来事は自分自身のためにある。
と、常々人に話している、にも拘らず己の感情にはまっている。
まだ決して、自分自身の反省にしてはいない。
そのことは決して好ましいことではない。
自分の感情を修正しよう。素直な心に変えていく努力をしよう。
しかし、一つの貴重な体験が出来て良かったと思う。
たったこれくらい、心が哀しんでいるだけで、こんなにも暑い。

相手が悲しいんだよね〜
わたしに嫌な思いをさせたことを悲しんでいるんだ。
そうだ、悲しんでいてはいけない
「ごめんなさい、あなたの気持になれなくて…」
ここまで反省したところで、目の周りのじと〜っと汗ばんでいたものが、消えていった、べとべとした感触が消えた、るん♪
さらさらした肌になった、洗ってもいないのに…
実に、おもしろい♪

心穏やかに生きることは、自分自身も周囲も…
心地よく過ごす事が出来る、素晴らしい事なんだ、なるほど…

当たり前のことだけれど、なかなか難しい。
「ごめんなさい」私のせいでみんなが蒸し暑い!
暑苦しい日に、只、暑いと言っていないで自分自身の感情の調整を量ってみることを、思い出してくださいね。
一度試してみられては如何でしょうか。
もしくは…傍にいる人が暑い暑いと言っている時に…
この人の心の痛みは何なんだろう、と察してやれると、
心が寄り添い合えて幸せになれるかもしれません。
そして、爽やかなひと夏を体験できるのでは…  

夏の初めに、皆さんがこのひと夏を爽やかにお過ごしになれますように…
夏の初めに、昨年の体験を…

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