2006年11月24日  ダンテの神曲より


人生を無意味に費やした者が行く地獄

生前、高慢の性を持った者
(重い石を背負い、腰を折り曲げる)

嫉妬に身を焦がした者が行く地獄
(瞼を縫い止められ、盲人のごとくになる)

憤怒を悔悟した者
(朦朦たる煙の中で祈りを発する)

生前欲深かった者
(五体を地に伏して嘆き悲しみ、欲望を消滅させる)

暴食に明け暮れた者が行く地獄
(決して口に入らぬ果実を前に食欲を節制する)

不純な色欲に耽った者が行く地獄


ダンテの神曲という長編叙事詩より
その記述する内容は人が死後いくであろう世界
地獄篇・煉獄篇・天国篇の三部から成る(その一部)


人生を無駄にしないために
チョット参考に