ひとりごと

うれしかったり、かなしかったり…
心が痛んだり、切なかったり、
ひとり思うことを…心が感じたままに…


訃報を聞いて
ひとつの出会い
このせつなさは
痛みの数ほど
辛かったけれど
未熟 '03/2/7
何気なく
遠い日の
いのり
扉を開けて
咲く花に
子供の心 ’03/7/5
i言い訳 '03/8/1
人の眼人の顔 ’03/10/21
枯れてゆく街並み '03/11/?
もういらない 04/2/9
哀しいけれど04/03/19
もやもや(’04/5/17)
白色に(’4/5/27)
桜貝(’04/6/3)
痛いね
ただ祈りを"06/7/25



ひとつの出逢い

2002年6月26日、ひとつの出会いがありました。
その人に会うと、腰痛や足の痛みが伝わりました、
「腰が悪いですか?」と質問すると、
「腰も足も良くないです、25年前に怪我をしてからずっと悪いです」
触っていいですか、とお断りして
30分ほど会話をしながら触らせてもらいましたが、
「まっすぐ立てます、楽になりました」と喜んでいただきました。
「嬉しかったら人に伝えてください、
それが何よりの私へのお礼返しになります」
とお伝えすると、「はい、でも僕はもっとお返しできると思います」
そう言って、彼と彼女は帰って行かれました。
決して、お礼返しが欲しいわけではありません、でも…
只、彼が残して言ってくれた言葉は、
私をとても幸せにしてくれました。
彼が喜んでくれたことが…、
最も大きな幸せの理由ですから…
そして、返したい心を伝えてくれたことが、
また嬉しいのです。



このせつなさは…

せつない、何かしら…
どうしようもなく襲ってくる切なさがある
訳もわからず…タダ切ない
悪戯に流れる時が…切ないのか…
人を犠牲にしている
その思いが…切ないのか…
胸がキュ〜ンと辛くなる

この訳のわからない切なさは…
いったいなぁに…、いったい誰…?
誰かの気持が…、そっと私の心に入ってくる

あぁ〜、あなただったんだぁ〜
誰なのか…原因が判った瞬間に
ふ〜っと心が、軽くなる
心って、不・思・議!
そぉ〜っと、人から人に移っていく
不思議なエネルギー、心って…



痛みの数ほど…

久しぶりにある人からメールが届いた。
「謹賀新年」ただこれだけ送らせてくださいと…
少しホッとした…と、同時に伝わってくるものがある。

今のあなたは、私には重いんだよ、
安らげないんだよ、と文字が伝えてくる。
痛みの数ほど、人は優しくなれる気がする。
そんな気がする、まだまだ痛みが足りないよ、…と、

確かに、まだまだ足りないことだらけ…。
自分一人が辛いような錯覚をしている、きっと…。
そんなつもりはないけれど…、きっとそうだ。
周りの人々を、いっぱい傷つけながら、
生きているのだろうか…、私は…。

もし神様が居るのなら…、教えてください。
私はそんなに痛みが足りないのですか?
足りないことは分かるのです。

でも、何がそんなに足りないのですか…、
どうぞ教えてください。
試練は…
何時まで続くのですか…?




辛かったけれど

心が張り裂けそうなくらい…、辛かった。
辛かったけれど…、
「これでよかった」と思う。
自分より遥かに辛い立場の人が居る、
そんな事は判っている。

居る事は判っていても、どうする事も出来ない私がいる。
どうする事も出来ないだけでなく…、
/同じ立場を体験していない私は、
ただのつもりだけで、解る事さえ出来ない。

人のために等と、言い続けていても…、
どうしようもなく、人生が上手く行かない、
そういう人の立場には、とてもなれない自分がいる。

だけど…、
ほんの少しだけ体験出来て…、
ほんの少しだけ解る気がする…、
ほんの少しだけ…。

先を見ると、ぞっとする気がしたり…、
こんな事では…乗り越えても…、
また同じ辛さに出会ってしまう…、
そうしか思えないような…、
そんな瞬間もあった。
「闇を見てはいけない」と書いてある。
だけど…、チョッピリ心が闇をのぞく…。
もう…、けっして闇を見ることはよそう。
いつでも仕合せな出会いを貰っているのに…、
こんな私が、ほんの少しでも闇を見るようでは、
他人を幸せに等…、出来るはずもない。

でも…、ほんの少しだけど…小さくだけど…、
解った事がある。
だから…、辛くてよかった。
本当に…、辛くて良かった。




未熟      2003年2月7日

確かに…、未熟、まさしく未熟なのです。
ただ…、出来る限り…、
人の痛みを…、最小限にしたいのです。

私を誇示したいわけでもなく…、
私利私欲のためでもなく…、
私が一番正しいなどと…、
思っている訳でもないのです。

人と人が…、もっと爽やかに…、
もっと…、和やかに…、支えあって、
生きていける、そんな世の中になるように…、
これっぽっちの…、小さな私にも…、
何か出来る事があればと…、
そう考えているだけなのです。

解った事が…、誰かの役に立つならば…、
そう考えているだけなのです。
でも…、確かに…、まだ…、足りないのです。
何が足りないのかを…、いつも…、
模索しているのです。これで良い等と…、
欠片も…、思ってはいないのです。

「○○が足りないですよ」と、
教えてくださる方があれば…、
出来る限り…、素直に受けとめたいのです。
そして、未熟な自分を変えていきたいのです。
もっと…、人の役に立てるように…。
ただ…、そうしたいのです。
何の欲が…、有るわけでもないのです。



何気なく…

たとえば…野に咲く花のように…
そっと…密かに…
生きる人生もある

だけど…いつのまにか…
そうは生きれなくなってしまった
華やかでなくてもいい…
何もなくてもいい…

だれか…ひとりだけ…
わたしのことを…
想ってくれる人がいればいい
そんな気持ちで生きていた、きっと…

ずっと、そういうつもりだった…
どこかで…歯車が狂ってしまったらしい
いつのまにか…そっと生きるつもりが…
人を…自分の中にかかえこみ…

そっと生きるつもりの人生か…
もう無理な所に身をおいていた
いつも誰かのことを考え…
だれかに求められる

何気なく…ポツンと…
野に咲く花のようには…
生きれなくなってしまった、
いつのまにか…

だけど…そこにはそこの…
幸せがいっぱい、溢れている
何気なく…ポツンと…
生きることは出来なくなったけれど…




遠い日の…

遥か遠く
あの時のままに…
傷つけることも
傷つけられることも
知らぬままに…

遠い日に
時の流れを…
もどすことができるなら…
いま一度

素直な心に返って
あなたを…愛しなおしましょう
遥か遠く…
あの時に戻れるならば…

いま一度
だれひとり
傷つけることのない
後悔のない人生に
もどれるならば…

もしも…
許されるならば…



いのり    2003年3月24日

戦う心は…
たとえ正義のためであれ
戦争をすることと何も変わらない

何が正しいか…ではない
正しい事が必要なわけじゃない

たいせつなことは…
人それぞれが…
互いに…
もっと、もっと…
人の立場になろうとするこころ

それぞれに…
人の痛みをわかろうする心
人の姿の中に
隠された自分の姿を見いだすこと
そして、自分自身を変えること

人を信じる心を…
もっと、もっと…
その心を培うこと
そして…人への愛をもって祈る心

何のために生きているのか
このことを置き忘れないで欲しい
正義の名のもとに
人を攻めても…
何も変わらない

そこにまた…
あらたな戦いが始まるだけ…

どうか…
誰もが…
やすらかなこころで
暮らせる日々が

一日も早くおとずれますように…




扉を開けて

未知のとびらを
そっと、あけてみた
ふしぎなせかい
どんどん…歩きつづけて
また扉をおして
開いてみた

みるたびに…
また新しいことが…
どんどん…みえてくる
知らなかった世界
また…あたらしい扉を
開けていくのは…
ただ…人のため

だから…また
あたらしいことが、みえてくる
また、あたらしい扉を
勇気を持って
開いてみよう

そして、人のしあわせが…
おおきくなったら…
また、しあわせな気持ちがいっぱいになる





咲く花に

こころの中で…ちょっとだけ
声をかけてみる
「とっても、きれ〜いねぇ」
「なんだかすご〜く、 し・あ・わ・せ!」
「ありがとう!」って

追いかけるように…
「どういたしまして」
「喜んでもらって、とってもうれしい!」
小さく…こころに響いてきた
桜の花の悦びが…かえってきた

そんな気がする
気のせいかなぁ…




子供の心

親なんて
まるで子供の心を見ていない
見ているつもりだけ…

とっても深く
デリケートでナイーブな心…
細い針で突いたなら
プッチンと割れてしまう
風船のように

心は…
痛みで張り裂けそうな時も
自分のうちに
隠して生きている

ゲームをしている背中の…
その内側に
隠れている胸のうちを…
まるで気付きもしない

親なんて…
名ばかりの
形ばかりの…
まるで蝉の抜け殻

ゴメンネ





言い訳

誰のせいでもなく…
勘違いをさせたのはあなた自身
そう、わたし自身だったんだ。

自分が気になるから…
自己弁護する言葉を、
一言くっつけた
付け足した言葉で、聴く人の記憶が出来る。

無意識の習慣が…
自分を守ろうとしている。
ガードしようとして一言カバーする
その一言が…、
人の頭に入り込んで、一つの記憶を作るんだ

まもろうとして発した言葉は…、
決して相手のためじゃない
自分の言い訳にすぎない
チョット、言い訳した事で…
結局マイナスの結果を生んでしまった

何を偉そうに語っても…
結局こんなもんさ、まだまだこんなもの…
2度も似たような事で、失敗をした。
失敗をして…、
不愉快になるのは自分だけじゃない
相手を、不愉快にさせてしまう

こんなにも…
言葉の大切さに気付きながら…
まだまだ…、
自分自身がこんなことで失敗をする
だけど…
失敗して、見えたことがある。

決して、
言い訳をしてはいけない…と
相手の為に、
キチンと理解できるように…
そんな思いやりで発した言葉ならば…
けっして…、
誤解に繋がる事はなかっただろう。
自分の為に、では、
相手の理解をうむ事はむつかしい
よくよく考えて…、
言葉は聞く人のために使う

心を通わせる為に言葉を使う…
これからは、もっと、
肝に銘じて生きていこう





人の眼人の顔

人と向かい合って
会話する
一生懸命に…
心に入っていこうと努力する

力が入りすぎて
余分なことを話す
言わなくていいことを言う
人間だものって
逃げるなよ
自分の失敗から…

うっかりすると
相手の聞けていない心に
突っ込みを入れようとする

問題は自分なんだよ
自分の言葉が
必要の無い事を言っているから
相手が拒否をする

一生懸命の時は
それが見えていない
話してやろうなどとすると…
自分でいっぱいに
きっとなっている

聞く人の、心も十色
相手に合わせて
聴く人の心に入って
始めて…
言葉は意味を成す

人、一人一人の心を
もっとしっかり見つめよう
見つめながら…
決して失敗のないように
話す努力をしよう

聴いてくださるその心を時間を
無駄にしないように
自分も成長しよう
これで言い訳じゃない

その時に…
しっかりと教えてくれるのは
人の眼、人の顔





枯れてゆく街並み

ととのった街並みけやき通り
その名の通りに、けやきのアーチが美しい
急ぎ足に深まってゆく秋が…

急に冷たくなった風を運んできた
カラカラと落ち葉が風に舞う
その風情がたまらなく好き

強い北風に
急ぎ足で散ってゆくけやきの葉
パラパラとパラパラと…
限り無く舞い続ける
落ち葉たちを眺めながら、ふと
心は立ち止まる

もうすぐ冷たい冬が来る
私には…帰る家がある
雨露をしのぐ家がある

今の世の中には
家の無い人が沢山いる
心休める場所の無い人たちが沢山いる
でも、わたしはその人達の為に何も出来ない
自分ひとり
舞い落ちる落ち葉を楽しんでいて…
それで、いいんだろうか


もういらない

わたしには…まだ
痛みが足りない

痛みの和ほど
人は優しくなれる
そんな気がする

だけど…
もうこれ以上
痛みたくない

なにほどの…
痛みを知っているわけでもない
でも…今は
これ以上痛みたくない

本当に…痛いのは
わたしじゃない
だから…
悪戯に…心が痛むだけ

こんな痛みは
もう…たくさん
もう…いらない



哀しいけれど…

仕方ないね
イッパイの人にわかってもらいたい

それはね…
自分が言ってることを
認めてもらいたいとか
有名になりたいとか…
そんなんじゃない
そんなんじゃない

本当に
無闇に必要以上に
人が苦しまなくていいように…
ただただそうしたいだけ…

私の身体だから
この身体だから
わかることがいっぱいある
だから…教えてあげたいだけ

っでもでも…
届かない届かない
勝手な勘違いが
たくさん沢山やってくる

誤解されるって事は…
自分が足りないから…

そんな事はわかってる、でも…
小さな小さな…
自分の心が痛んでる
痛んでる
ふぅ〜っ、哀しいねって



もやもや(’04/5/17)

胸の真ん中に…
なんだか…
わからないけれど
もやもやと…塊がある

熱くて
ただ、もやもやとしたものが…
わけのわからないままの
この切なさは
一体、なんなのだろう?

Mさんの気持ち?
天使からの愛?
あなたにあげる
たくさんあげる

だから心配しないで
そんな言葉が響いてきた
少し…
胸のもやもやが
小さくなった
ありがとう、
その気持ちをくれて…



白色に('4/5/27)

幼子は面白い
周囲の姿のままに
その一瞬一瞬に…
表情を変えていく

眼にいっぱいの
涙を溜めて
力いっぱい泣いているかと思えば
一瞬に
こぼれるような笑顔に変る

大人たちは
幼子を染めていくんだなぁ
真っ白なキャンバスに
絵の具を置くように

純白の布に
染め付けていくように
大人の色で染めていく

遠い日
私達も白い日があったんだね
そんな日があった事を
私は忘れていた

遠い日に
還れるならば
わたしの知らない
純白のあの日に
還って生きたい
この幼子のように



桜貝('04/6/3)

青春のあの夏の日に…
海辺をさまよい、
拾い集めた…
淡いピンクの桜貝

そっと…
てのひらにのせて
はかないピンクを
愛おしんだ遠い日

薄く、はかなく
そっと…触れなければ
すぐにも壊れてしまいそうな
透き通るピンクの桜貝

それはもろく…、
それは壊れやすい…、
人の心も桜貝
壊れやすい心と心が
触れ合うと、

すぐにも欠けてしまう、
桜貝のように…、
人の絆も…
もろく、壊れやすい。

儚くも…短い…、
人の一生ならばこそ、
固い絆の、人の縁を…、

拾い集めて…
一心の心で…、
繋ぎ合わせたい、
温かい想いの、絆に変えたい



痛いね

この程度でも
でも、痛い!
この世の中は、貧富の差が大きい

闇金融にはまった人々も少なくない
そんな人々に比べたら
知れてるよね

末期の癌と宣告された人
そんな人も、決して少なくはない

わたしより・・・
もっと辛い人がいる
わたしはウンとしあわせなんだな
努力が足りない
自業自得?
わかってはいても・・・

ふぅ〜・・・痛いね



ただ祈りを
2006年7月25日《火》

遠い国の出来事だから
テレビのニュースを
心痛めながら・・・
見ていることしか出来ない
そう思ってしまう

画面に映し出される
爆発炎上、破壊
毎日繰り返される
いつ・・・治まるんだろう

ここはこんなに安全なのに
心安らぐ場所がない
戦場と化した国が映し出される

せめて・・・祈りを
一日も早く落ち着く事を
一日も早く
破壊が終わる事を
力強く!祈ろう



わたし間違ってますか
2006.11.10
人間ドックの結果
悪いと結果が出た

イエイエわたしじゃありません
私のお教えすることが
足りないからですか

人間は
辛い事を突きつけられる必要がある
どんなに大切な事を教えられても
人に分け与える
そんな心になかなかならない

自分が辛い時に
痛みを実感して
弱くなって
支えられて

そして
初めて人の立場になれる
そんなもの

日々に
ただ流されることなく
人に向かって
支える心
愛を
湧き出させるための
必要な出来事に出遭ってる
それだけなんだよね