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Shinさんのツーリングをパクりました(^_^;)


2週間前、1400GTRオーナーズクラブのShinさんのHPにカブ90にて愛媛県の内子の南側、河辺付近の屋根付き橋を
探訪したレポートがあがっていました。
その一つ「常盤橋」は、NHK昼時の5分間のローカル時間枠「橋のある風景」のシリーズで四国のいろいろな橋を紹介して
いたときに見たことがあり、是非行きたいと思っていました。
ShinさんのHPに詳しくレポートがあったので、これをパクってそのまま実行してみました。



天気はビミョーでしたが…


2009/06/20 曇/晴/(小雨)

梅雨のビミョーな天気の頃です。天気予報では晴れ時々曇りとなっていますが、朝からどんよりした雲の空であり、
朝起きてこれだけ見たらツーリングに行く意欲が下がって、また一寝入りしそうな感じの空でした。

5時半起床、6時出発
最近疲れやすくなって体がヘタっております。これくらいの早起きが限界かも。フェリーに乗る必要もないので、このあたり
で済むのが救いでした。
ETC1000円割引をフルに使うべく、高速を松山方面に向かいます。終点一つ手前の内子を目指します(約180km)。
朝だというのに、あきらかに走っている車の数が多いです。ETC割引の影響は大きいと思います。

途中、石鎚SAで食事をしたため、内子には8時半過ぎに到着。内子は古い町並みがキレイなのでとりあえず寄ってみます。
町並みには自動車も乗り入れOKなのですが、当然観光時間帯にはヒンシュクものです。が…早朝誰もいない時間なら
ある程度許されるような…。行ってみたのですが、町並みのお店が開店準備を始めており、堂々と道路の真ん中にバイク
を止めて撮影できる環境ではありませんでした。もう少し早めだったら良かったみたいですが…(^_^;)


内子の町並み

バイクとマッチ…しないか


古い町並みと最新バイクがマッチ…あまりしてませんね。1400GTRならきっとヨーロピアンな感じで、ろーまんてぃっしゅ
すとら〜せんと呼ばれる中世のヨーロッパ街道がお似合いなんでしょうな…(^_^;)



一応給油しておく


高速を180kmほど走っているし、これから山中なのでガソリンが不足すると余計な心配をしなくてはいけません。
Shinさんも給油したとありしたので、私も給油しておきました。このセルフのスタンド…カードが使えないだけでなく
現金の場合おつりも出ません(;゚Д゚)(おつりはプリペイドカードで発行されてしまう)
最近こういう不親切なものは減ったのですが…まだあったのね。で、1000円を入れてこれで入るだけ…という具合
に補給しておきました。ちなみに…讃岐では「1000円分下さい」を「1000円がんいた」と言います。特に下さいの
部分にあたる「いた」の発音で偽讃岐人がわかってしまいます。「板」になったら失格ね(笑)


実は、詳細なツーリング計画は立ててなかったのです。ShinさんのHPを見て、県道56号線→55線と走ったのを
覚えていたのですが、詳細は現地で地図を見て考えよう…と思っていました。
持ってきたツーリングマップルを取り出すと…(;゚Д゚)



あれ?この地図は…



ちょっと…これでは使えません。
詳細はナビを積んできているので問題無いのですが、全体構成を考えるにはナビの全体図があまりにもショボ
くて全体をつかむのには向いていません。
まぁ…きっとなんとかなるさ…でとりあえず県道56号線を走ります。


すると、それほど走らないうちにレポートにあったように今回の目的である常盤橋が見えてきました。


常盤橋

子供が後ろで
遊んでますね

屋根付き橋なのです


なんのために橋に屋根があるのか…それは謎です。普通橋には屋根はありませんよね。
NHKのTV番組の中の紹介では、このあたりの行事があるときに、なんとこの橋が宴会場になるそうです(;゚Д゚)
両端に座席があるのもステキなのですが、橋の真ん中にテーブルを置いて、地元の方々が宴会やっていました。
確かに公園などの広場でテント張って、その下で宴会やるのと差が無いと言えば無いです。
屋外の宴会もまたステキです。屋根は最初からあるのでテント張る手間がかからないし、屋根付きだから少々の
雨だって平気ですね。でも、落ち着いて考えたら橋は道路ですから、そこで宴会ってのも凄いことだと思います。
この橋は、このあたりの人の生活の場なんですね。撮影している時にも子供が遊んでいたり、通りかかったお爺さん
が、座席に座って休憩していました(^_^;)


私も座ってみました

暑くなったので着替え…

これは…


朝方はそうでもなかったのですが、暑くなってきました。ここで着替えます。サイドバックは着替えしか入っていません(笑)
メッシュでツアラータイプのジャケットを着ていたのですが、ここでフルメッシュの薄い涼しいタイプに着替えます。
ラフ&ロードの製品ですが、これらのジャケットには脊椎パッドが入っており、このままだと折りたためず、結構収納が面倒
です。脊椎パッドをはずせばたたむことが可能になります。同じメーカーで統一すると同じパッドが使えて便利です。
今回から脊椎パッドはハードタイプに交換しました(2900円)。
前回の四万十ツーリングで青ミッキーさんが結構安全性には気をつかっているのを見て影響を受けました。
そして、膝パッドも小さなタイプからスネまで覆うタイプにしてみました。(3150円)
ちなみに胸部パッドも注文していますが…まだ入荷しません。


脊椎パッド
ハード
フルメッシュ、標準タイプ

膝パッド
今回使用・従来品



涼しくなったところで、ここから少しだけ県道56号線からはずれます。
泉谷の棚田があるということがShinさんのHPにありましたので寄ってみます。
新設に案内標識があるので楽々たどりつくことができます。
道は対向できないくらいの細い道も多々ありますが…(四国の山中では極めてフツーですが)。



四国の山深さ…

休憩所として水車小屋が…

観光地なのか?



天気の方は、霞みながらもなんとか晴れています。高速道路では一時雨が降りそうなくらい曇ったこともありました
が、ここは大丈夫のようです。徳島に行った弟からは小雨だという連絡も入っています。どうも天気が不安定のようで
こちらもいつ雨がふるかわかりません。

ここは観光地?なのか、休憩所として水車小屋がありました。中はお座敷状態です。
のんびり撮影を楽しみました。今回は三脚は持っていませんので手持ち撮影です。面倒なので広角レンズで一本で
撮影を済ませました。手前の田が白くなっていて、このあたりがビミョーです。どの時期に写すのが一番それらしいの
でしょうか? 田植えをしているときも良いかもしれませんねぇ。


空が青い…

…のはPLフィルターのせい


まったりと撮影を終了。前の常盤橋、そしてここでも水筒のお茶が大活躍。ダブルステンレスの水筒に冷たい
お茶を入れているのですが、撮影で暑かった後は、このおかげで随分助かります。

さて、来た道を戻り、県道56号線を下っていきます。
県道55号線に合流して、すぐに河辺ふるさとの宿がありました。これもShinさんのHPにありました。
Shinさんはここで昼食にしたようですが、まだちょっと早いのでパスしました。
ん〜何か橋が足りなかったような気がしますが…。
ここにかかる屋根付き橋を撮影しました。光線具合が微妙に逆光なので空が飛んでしまいます(泣)


立派な屋根が…

観光用です…

近くより…

中程には休憩所(笑)が…



ふるさとの宿をあとにして県道55号線を行きます。ここには屋根付き橋が多々あるようです。


三嶋橋

こんな山奥に…

なぜか屋根が…


橋が生活に密着しているようですねぇ。
この橋には椅子がありませんでした(笑)

このあたりには屋根のついてない橋ももちろんあります。生活に必要なんですねぇ。
きっと昔々から橋があるんでしょうねぇ〜。


こんな橋が…

板切れの橋ですが…

この木は…
枕木に見えるのですが…




続いて帯江橋です


道路沿いですね

なぜか屋根が…

屋根裏が物置に…
そしてやっぱり椅子が…(笑)




御幸の橋


道路から近い…

奥には社が…

屋根の上がイイ感じ



ここからさらに山奥に県道55線を進みます。
こんなところに橋なんてあるのか?? ShinさんのHPにはもっとあったような…。
などと思いながらどんどん走ると後戻りができなくなっていました(^_^;)
結局山越えをして国道380号線に出てしまいました。
きっと、残りの橋は県道56号と55号の合流地点のあたりにあるのでしょう。

近くに道の駅小田の郷せせらぎがあるようなので行ってみました。時間もちょうど昼過ぎです。


小田の郷せせらぎ

軽食もあるのですが…

結局…弁当…


軽食を探したのですが…なんとメニューにはうどんしかありません(驚)
讃岐人は県外でうどんは食べません〜。高くて美味しくないからです〜。
で、結局売店で売っていたオムソバ弁当になりました。オーナーズクラブの皆さんの美食とはえらい違い
ですな…。まぁ、オーナーズクラブ一の貧乏ツーリストを自負する[武]としては当然のことですが…。

さて…見た屋根付き橋の数ですが…あきらかにビミョーに足りません。
ここで、紙の地図を持たない私としてはナビを見ながら、一度南に降りて国道197号線からさきほどの県道55号線
にアクセスする方法を考えました。(実はえらく距離があり、四国カルストを縦断するという遠大なツーリング(笑))
で、国道を南下しました。国道33号線に合流、さらに南下します。国道440号線にたどりついたときに妙だなぁ〜と
思いましたが、ここまできたら引き返せません…!と思ってトンネルを抜けるとそこは雨でした(驚)路面も濡れて
います。先ほどまでは「引き返せません」だったのですが「雨の中は走りません」に変更になり、あっさりと戻る
ことにしました。結局1時間半ほどのロスタイムで内子まで戻りました。
既に時刻は14時半。帰りの高速だけでも3時間弱はかかりそうなので、もう県道55線にあるだろう残りの屋根付き橋
を見に行くことは難しいでしょう。ここはあきらめが肝心です。
そのまま帰ると早すぎるので、このあいだ行けなかった大洲駅に寄ってみることにしました。
やっぱり鉄道に縁があるのです(笑)


大洲駅構内

ローカル気分です

大洲駅


このあたりでは大きな駅で有人駅です。入場券160円なりを支払って入りました。
ちょうど特急まで来てくれて地方ローカル駅気分を盛り上げてくれます。たまには、こういう鉄道の旅もいいと思う
のですが…特急まで乗ると高くてやってられません。でも鉄道の旅なら昼間っから飲んだくれてOKなので好き
なんですけどねぇ。

ここから長浜まで向かいます。海岸線(ゆうやけこやけライン)を走って伊予まで向かうのです

途中、伊予白滝駅に寄ります


伊予白滝駅

秘境駅ではありません


北海道にも白滝駅があり、旧白滝駅、上白滝駅など近隣に白滝駅シリーズがあります。
なお、上白滝駅は一日で上下各一本しか停車しないという(;゚Д゚)な駅です。
旧白滝駅は回りに民家も無く秘境駅にもノミネートされておりますが…こちらの伊予白滝駅はフツーの無人駅でした。


さて、長浜から海岸線沿いを走ります。まだ、夕日の時間には間があるのですが…すっかり曇って霧雨すら感じる
(´Д`)な天気です。心の中では夕日を想像しながら走ります。ステキな夕日が落ちそうな日だったら遅くなるのを覚悟
で待っているところですが…この天気↓なら即帰りますね(泣)


ゆうやけこやけ…か?

さぁ、帰るかな…(泣)




伊予IC手前で給油しておきました。内子よりは近くなりましたが、それでも150kmくらいはあるでしょう。
さすがに帰りの高速も混んでいます。今まではこんなことはありませんでした。

休憩はSAでなくPAにしました。いえ…眠くて、我慢ができずに途中のPAに入っただけなのですが…(^_^;)
眠い時はちょっとでも目を閉じて休憩すると全然違いますよねぇ。無理は禁物。
コーヒーブレイク(…と言っても缶ですが…)


ね…眠いべ〜



帰りは2回休憩しましたが…結局19時前の明るいうちに戻ることができました。天気はビミョーな曇りです。
本日の総走行距離は577km。オドメーターは9987kmとなりました。
あと13kmで1万キロですね〜。予定では10万キロ乗るので、まだまだ先は長いですが…(笑)



無事帰着…電球切れ無し…(笑)







                                   
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