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これから寒くなってきます

いつもなら、冬は冬眠して乗らないのですが…

冬用ジャケットも新調したし、今年は冬眠せずに走ってみたいです。



当たり前ですが冬は寒いです。
若い頃は、冬でも乗り回っていたのですが、だんだん歳をとると寒さがおっくうになって
乗らなくなりました。最近は、冬にはバッテリーをはずして冬眠するのが習慣になっています。
昨年もバッテリーをはずすことはしませんでしたが、カスタマイズに専念して、ほとんど乗って
いません。今年はオナクラにも入ったことですし、もう少しは乗ってやりたいと思っています。

オナクラの方々は、購入と共にすぐにグリップヒーターを付けた方も多々おられるようです。
一年中乗る方にとっては必需品のようです。
インプレッションは、肯定的なものが多く、役に立たない…という意見は見あたりません。
それほど高いものでもないですし、ここは一つマネをして付けてみようと思いました。


 HONDAアクセスの130mmタイプを選んでみました

オナクラの方々がつけているグリップヒーターは大きく分けてメーカーは2つ。HONDAとYAMAHAです。
長さで120mmタイプか130mmタイプです。
メーカーではHONDAがプッシュスイッチ式で、YAMAHAがロータリースイッチの無段式です。
HONDAも昔はYAMAHAと同じようなものを使っていましたが最近はプッシュスイッチ式になっているよ
うです。YAMAHAのものも、昔のHONDAのものもコイトが作っている共通部品なのかもしれません。
HONDAのは、電源電圧が下がると、バッテリー保護のため給電を停止するというのが売りなのと、スイッチ
が小型のようです。まずは、これが決め手になりHONDAアクセスで行くことにします。
次に長さですが、1400GTRのグリップは125mmのようです。中途半端な作りにしてくれて大迷惑ですね。
2010年モデルではグリップヒーターが標準装備になりました。都合の良い品なら、部品でとってこれを付け
ようとしたのですが、発表時の画像を見る限り…120mmタイプを使って、ビミョーに隙間をあけるような感じ
に見受けられました。本物を確認したいところですが、それでは冬が終わってしまいそうです。
120mmタイプにして、隙間を我慢するか、130mmタイプにしてグリップ長をなんとかするか…の選択を
迫られました。隙間があいてしまうのは、やっぱりビミョーなので、130mmタイプを選びました。

HONDAアクセスは当然HONDA車のアクセサリーなので他車のことは考えていません。
HONDA車の車種ごとにケーブルとブラケットをつけて売っています。どれを選んで良いのかさっぱりわか
りません。とりあえず、手元のスイッチのためのブラケットで選んでみるしかありません。
選んだのは、ホントになんとなくCB−750用です。
なんとかなるさ…で、現物合わせしながら取り付けてみることにしました。


   画像  説明
これが部品です

HONDA CB−750用と注文すれば、
ブラケットと電源ケーブルが付属してきました。

ブラケットは車種によってスイッチがつく位置
が違うようです。もっと下で右寄りについたり、
スイッチ自体が右につくものもあるようです。

あと、ハンドル長さを延長するためのカラー
を買ってきました。
カラーの厚みは5mmと1mmです。
1mmは調整用です。
長さの差は5mmですが、ギリギリ5mmだと
スロットル側がギリギリになり回転の妨げに
なるとマズいからです。


かなり割高でお買い得感が無いのですが…
無いと困るので我慢します。

これがノーマル状態の左側です。

隙間もなくピッタリきれいについています。

これに5mm長いグレリップを取り付けるため
に一工夫しないといけません。


方法は簡単。
5mmのカラーを入れるだけなのです。
強度的には若干落ちる気がするのです
が…元々そんなに強そうでもないので…
きっと…多分…大丈夫でしょう。



ノーマル状態でカラーを入れると…
ほ〜ら、グリップが5mm伸びたのがわかる
と思います。

 
右側のノーマル状態がコレ。

このグリップ、意外とやわらかくて握りや
すいし、デザインも気に入っていたので
ちょっと残念です。


ちなみに…
同じHONDAアクセスの120mmタイプを
素直に取り付けるとこうなるようです。
グリップの模様は…こちらの方が良さそう
ですねぇ。


撮影 by Taku.Min氏

やはり隙間が気になるとのことでした。

ノーマル(下)との比較です。

少し太くなっています。模様も単調ですね。
そしてなにより硬くなっているのが残念。

確かに柔らかいと熱に弱そうですしねぇ。
夏場は元に戻したいところですが、
接着しないといけないし、配線もはずすの
面倒なので無理ですね…(´Д`)


グリップヒーター内周はこんな感じです。

スプラインみたいになっているのね。


さて、取り付けです。
マイナスドライバーをグリップ内周に
差し込んでパーツクリーナーを吹きかけ
ながら回して行き接着剤をとりのぞき
最後は引っ張って行くだけです。
意外と簡単にとれちゃいます。


右側もはずします。
右側はアクセルを回す必要があるので
筒状のものが入っています。
なんとも安っぽいプラスチックですな。
HONDA車の方が少し高級感ありました。

ここで、現物をあてがってみると…どうも
左側のイイ位置までまで完全に寄らない
ようです。ストッパーが邪魔していますね。

削るのもなんなので…


グリップ左側の隙間が、ノーマルより少し
あきそうなので、この筒が見えてしまうか
もしれません。
色が色だけに目立つかも…ということで、
マジックで黒く塗っておきました。

きっと…多分、お願いだからこれで目立たな
くなってね(^_^;)

しいグリップの取り付けは簡単。
接着剤を塗って押し込むだけ。
そんなにキツくなく入ってくれました。

ただ、気をつけないといけないのは、接着
なので、ちゃんとケーブル取り出しの方向を
合わせておかないと後で変更はききません。

左側はまだ簡単で、下の説明書と似た感じで
取り付けることが可能です。


スペーサーは5mmの1個でイイ感じです。
両側ともぴったり隙間なくついています。

スイッチも取り付けてみました。下のスイッチは
無線用の自作チープなPTTスイッチです。

これが左側の取り付けの説明書

撮影 by Taku.Min氏
右側です
5mmの差を作り出すカラーですが、こちら側は
5mmに1mmのが1枚必要でした。
2枚はいらない感じです。

きっとグリップが左側にもう少しだけ寄ってくれ
れば、この1mmはいらないんでしょうが…。


余談ですが…ネジを締め終わった後に締まって
いるかエンドを触ってみてびっくり、グラグラして
います。このとき初めて気づきましたが…この
グリップエンドはラバーマウントだったのです。
そ〜いや、この画像でもラバーが見えてます。
右側全景
グリップ左側の隙間が少しだけ広いです。
中の筒を黒く塗ったので目立つことはありま
せんが、ビミョーですなぁ。

で、困ったのが右側から出る配線の取り回し
です。

偶然ですがTaku.Minさんがプロに付けても
らったという情報を聞きつけましたので、
お願いしてどのように取り付けたかの画像を
もらっていたのです。

結局、私が選んだのは、自分勝手理論でした。
配線に無理がかからないよう、かつライダー
から見えなくするです。
これが右側の取り付け説明書


配線がかなり上側から出ています。
理由は書いてありません。
HONDAアクセスとしては、これをお薦め
するし、負担も少なく、配線経路もこれで
考えているということでしょう。

バイク屋の担当に聞いたら、セオリーは無く
て干渉しなく負担がかからないならOKだと
思うよ〜と言ってました。


撮影 by Taku.Min氏
プロの仕事の結果がコレ

Taku.Min号の取り付け具合は、
比較的説明書と似ています。
プロは長さは120mmを選び、配線の角度も
説明書に従っています。
無理な延長はしない、説明書通りに配線する。
基本中の基本で、プロならこうするんだろうな…
と思いました。

が、この状態だと、ライダーから配線が動くの
が丸見えになるのです。あと、タイラップで
止めるのがハンドル側になってしまいます。


撮影 by Taku.Min氏
で、勝手に変えてしまった結果がコレ

かなり下向きです。しかも止める位置は
ブレーキホースの根本あたりです。
無理な干渉はありません…一応。
フルスロットル状態

ほぼ現実の使用ではここまで回すことは
まずありません。
回した位置でも、ライダーからはほぼ見え
ません。


スイッチです。
エンジンがかかってないと、電圧が低いと
判断されて、点灯しないようです。
点灯することもあるようですが…。ギリギリの
線ってことですか。

電源自体はカウルの左側にあるアクセサリ
コネクタからとりました。
全景です。
ライダー側からは、スイッチボックスと少しの
配線しか見えないようにしています。
隙間もなく、見た目の仕上がりはボチボチ
ですね。
実は一番苦労して、時間がかかったの
がココ。
上の画像を見てもわかるように、ほとんど
ライダー側からはケーブル類が見えなくなる
ように配置しました。
付属の配線がCB−750用だったのが災い
したのか、この部分にヒューズや、スイッチと
ヒーターのコネクタが集中するのです。
見えなくなるよう…あと簡易防水のために
ぐるぐる巻きして固定しております。あと、右側
からの配線長もギリギリ足りずに延長を作って
います。
配線図は付属しているので、コネクタを切った
り半田付けしたりして、すっきりさせる方が良い
のですが、いきなり切ると初期不良などでも
交換ができなくなるので最初は大人しくしました。
しばらく使った後、接触不良などが出たときに
すっきり作り直そうかと思っています(^_^;)

なお、5mm伸ばしているのでM8ボルトも
5mm延長してやりました。
近くにDIY店があって助かります。
1本単位で売っていて87円でした。

ゆるみ止めのロックタイトはつけていません。
もうはずさないなら塗っても良いのですが…
意外と高いのよね…ロックタイトは…(^_^;)

グリップの接着に使ったのはこの接着剤です。
ゴム系のG17よりマシってネットにあったので
とりあえず信じてみて…。
というより、たまたま手元にあったからです。





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