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1400GTRはツアラーです


ツアラーなら雨の日も走ることがあるはずです


でも…純正のリアフェンダーは他のバイクの部品の使い回しのように短いのです


最近は何を考えているのかフェンダーレスの様なフェンダーの小さなものが流行りです。
レーサーは雨の日に走っても後続車も自分の後ろも考えなくてもいいのかもしれませんが、日常は
違うはずです。特にロングツーリングには雨もつきもので、雨の日に走ったら自分の跳ね上げた泥で
自分が汚れたなんて話になりません。トップケースを装着したおかげで、トップケースの鍵の部分や
キャリアの下側が跳ねた泥で汚れるようになりました。雨の日だけでなく、雨上がりで路面が濡れてい
る場合にも被害に遭いました。コレはなんとかせにゃ〜と前々から思っていました。



 他車の部品を使って長くしてみました…


ロングフェンダーを作るのには、長さを延長するという方法がありますが、1400GTRのリアフェンダーは申し訳
程度に小さくて、とてもこれを延長することはできません。
あと、長く大きなフェンダーを作って覆い被すという方法がありますが、塩ビ板を曲げて自作するのには、うまく角を
曲げてやらねばなりません。曲げるための道具(6000円以上するようです)が必要ですし、平面的な作りはビミョー
感がただようので…今まで二の足をふんでいました。
たまたま通勤でバイクに乗っているとき、前を走る原付スクーターのフェンダーが長かったので、コレっていくらくらい
するのだろ〜と思ったのがきっかけで、他車の部品流用を検討してみました。


   画像  説明
結論はコレ(メーカー様HPより拝借)

ヤマハ シグナス−X(125ccスクーター)

いろいろ検討したのですが…
50ccのものは、なんだか薄くて安っぽそう
だったのと、250ccのを見ると流行りのせい
かショートタイプが多くて使えません。

実車を見たことはないのですが、メーカー
HPで見る分には長くて幅も広そうなものが
ありました。それがコレなのです。
メーカーのHPよりパーツの価格も調べられる
のですが…なんと1800円でお釣りが来る
価格になっています。
これなら失敗しても惜しくない価格なので
早速発注してみました。
いきつけのバイク屋さん注文すれば送料すら
かかりません。

こんな感じで入荷しました

こんなに大きくても1800円以下(笑)

なんだかお得感がありますねぇ。

これがシグナス−Xのリアフェンダーです

思ったより厚手で剛性もあり、表面も梨地で
イイ感じです。

予想外だったのが、第二種の原付を表す
三角マークを貼るところは梨地が無かった
ところです。全く惜しいです〜。
まぁ…遠目には見えないでしょう。
リアフェンダーの裏側です

フェンダー中央に謎のリブがあります。
しかも斜め方向に取り付けてあります。
泥水を片側に寄せる仕組みでしょうか。

もっとフニャフニャかと思いましたが、
意外としっかりしていました。
これなら妙な変形もしないでしょう。

ビンボー人には素敵な工具はありません

ひたすら原始的な道具で切るしかありません。
軟質なので意外と楽に切れます。

使用したのは、糸鋸(金属様&木工用)と
カッター、ニッパーです。
穴あけはさすがに電動ドリルですが…。
仕上げはヤスリです(笑)

ただひたすら切ります

細かいところは、糸鋸(木工用)で。
何度も小さい部品に切り分けて不要部分を
切り落としていきます。


削り終わった姿です

上部の形状はいろいろ現物合わせで
検討したのですが、結局一番単純に
よこ一線でスッパリ切った形に落ち着き
ました。

中央部の穴は、初期状態では窪んでおり
この部分が取り付けるときに当たるので
窪んだ部分を取り除いた結果です。

下部にリフレクターを取り付けます

ちょうど三角の梨地の大部分が隠れるよう
に取り付けました。


裏側です

リフレクターを取り付けるネジと共締め
で鉄の板を取り付けます。車用の汎用品
で300円弱で売っています。
リフレクターと、元のリフレクターのあった
ところのねじ穴を利用して固定するのです。

こうやると、このフェンダーをナンバー
プレートのネジ2本と、このネジの合計3箇所
で固定することになり安定するのです。
取り付けてみました

ナンバープレートを取り付ける前です。
真後ろからだと違和感ありませんね。
取り付け部拡大

真横からや、この部分を見ると上から
覆い被さっているのがよくわかってしまい
ます。ネジ止めしている部分はナンバー
プレートが上に被さるので見えませんが…。

注)

共締めするネジはそのままでは短かくて
届かなくなります。
私はジャンク箱からそれらしいネジを探して
使いました。

取り付け部分 裏から

元のリフレクターを取り付けていたネジ穴を
使って延長したフェンダーの下部を固定して
います。ナンバーのところと併せて三点支持
なので安定している…と思います。
全体図

部品で持っているとあまり長く感じません
が、ノーマルよりずっと長くなっています。

横からは舞台裏が見えてしまうのですが…
よく考えるとこの部分は左右のパニアケース
を取り付けると全く見えなくなるはずです。

普段からパニアケースを取り付けて走れ
ということですか…(笑)
真後ろからです

ロングフェンダーという雰囲気には見え
ません。これくらいがフツーでしょうね。

この方向からが一番フツーに見えます。

あとは、本当に泥跳ねしないのか…確かめ
たいところですが、雨の中は走りたくないので
確かめたくありません(笑)
2010.12.12追記

CBR−1000Fでも同型乗りだったTaku.Min
さんより報告がありました。
反射鏡の隙間が気になるので対策をしたそうです。
そ〜なんですよ…私は手抜きしていました(^_^;)

ありがとうございます!Taku.Minさん
(画像を無断借用(笑)
2010.12.12追記

反射鏡の隙間対策 by Taku.Minさん

2010.12.12追記

反射鏡の隙間対策 by Taku.Minさん




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