もみじろーど



長狭街道を保田から鴨川方面へ登っていくと、鋸南町横根から富津市山中に入ります。山中に入ってすぐのところで長狭街道に合流するのが県道182号線、通称「もみじろーど」です。

木更津からは館山道か国道127号線を使うことになりますが、どちらも金谷・竹岡という海沿いを通っています。館山道が長大なトンネルで抜けていくところを、もみじロードは曲がりくねった峠道を抜けて富津平野に降り立つという訳で、傍らを流れる志駒川が作る志駒渓谷の紅葉を約10kmのドライブで楽しむことができます。

この道の魅力はその名の通りの紅葉ですが、春になれば桜並木の中を気持ちよくドライブすることが出来ますし、新緑の季節もまた魅力的です。


長狭街道からもみじロードに入るとまず山中トンネルをくぐり、もみじロードがスタートします。山中地区の道は整備途上の部分があるようで、ぎりぎり2車線ですが見通しが効かない細かなカーブが連続していて、クルマではちょっと走りにくくなっています。




そこから志駒川沿いの美しい紅葉を見ながら下っていきます。要所要所に駐車スペースがあってバイクのツーリングや家族連れが写真を撮って散策していました。




最初の細かなカーブを抜けてからは道幅の広い、走りやすい道となってくるので気持ちの良いドライブを楽しめます。川沿いには小さな集落が点在しており、その里山の風景とのコントラストもいい感じです。




しばらく行くと橋があって、その脇に地蔵堂の滝の看板が。


橋の上から下を覗きこむと滝が流れているのが分かりました。脇には遊歩道もあって、滝に至る渓谷の景色を上から楽しむことが出来ます。


そこをさらに下っていくと、ぱっと視界が開けます。目の前に広がる景色から富津平野に入ったことが分かります。


YouTubeにはもみじロードを走った人の走行動画もアップされていました。




たび旅富津 もみじロード:http://www.futtsu-kanko.info/momiji/


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