勝山の町のシンボルと言えば浮島と、もう一つは大黒岩の展望台です。 標高75mの岩山の上につくられた展望台は平成の初めに「ふるさと創生1億円事業」のお金を使って建てられたもの。 麓からは階段が整備され、15分程度のプチ登山です。 とはいえ急な階段を延々上り続ける訳で、運動不足の方々はヒイヒイ言いながら、途中で沢山の休憩を挟んで登っていますので、そこそこキツイかも。。 一緒に行った甥っ子(5才)は頑張って上ってました。 山頂に到着すると2階建ての天守閣風の展望台があります。 天守閣風ではありますが、大黒岩に城があった事実はありません。勝山城があったのは商店街を挟んで反対側の八幡山です。 それでも展望台からの景色は素晴らしい。雲一つない青空と青い空の風景は最高です。 対岸の三浦半島の向こう側、うっすらと富士山があるのが分かるでしょうか? 肉眼だとはっきり分かるのですが、写真だとイマイチ伝わりにくくて残念。 勝山漁港とその先の鬼ヶ崎。海の色が違っています。 拡大してみるとこの光景。海の透明度と岩の白さが本当に美しいと思います。 町の方に目を転じると勝山の町と下佐久間の田園地帯が広がります。 こちらは鋸山。大きな山塊が、そのまま海に落ち込んでおり、そこが明鐘岬です。 鋸山の先に目を転じると対岸の三浦半島、観音崎です。 あの岬の向こう側には横浜があり、ランドマークタワーが見えることもあります。 そして勝山のシンボルである浮島。 切り立った崖に囲まれた特徴ある島で、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地になったというがの近年の話題です。ドラマに登場した夢島という架空の島が実は浮島なのです。 島には浮島神社があり、夏の祭りでは勝山漁港の漁船が船団を組んで島に渡ります。 |