2001年6月10日 釣行記

午前0時過ぎの夜中である...
久しくご無沙汰になってしまっている隊長と、最近就職が決まったばかりの僕が、互いに職場の仕事の話や愚痴をこぼし合っていたその時に、今回のまるで傍若無人な話題が持ち上がった!
「釣りに行こう!」
しかしお互いに資金ぐりの厳しい2人の事である、さてどうするか?
そこで今回は隊長宅からも1号宅からもほど近い話題の舎人公園にフラッと様子見程度に行って見る事になった
そこがなぜに話題になっているかと言うと、バスも釣れるという話ではあるのだが、昼間はここはルアー釣り禁止な為に、夜にこっそりと釣りをするしかないのだが、なんとこの場所、その昔バラバラ殺人の起こった場所なので2人ともかなりのビビリが入っていたのは言うまでもない
ヤバイと思ったらすぐに帰ろう、でも一応カメラも持って行って見る?様子見だからお互いに竿は1本づつね!っとお互いに約束事を決め込んで午前1時半に隊長と合流し、一路舎人公園へと2人は向かったのであった
ん〜この時期までくると、夜はとっても暑くもなく寒くもなく過ごしやすい気候になってはいるが、雨男の本領発揮なのか、シトシトと霧雨が降り始めてきた中、現地へと到着、車を停車した後2人は夜の暗闇の中、色んな話題で持ちきりの舎人公園の中へと足を進ませて行った
しかしこの舎人公園という場所、めちゃくちゃカエルが多いらしくて、ずっと声を聞いているとノイローゼになりそうなくらいに大量のゲロゲロ大合唱である、しかしあの、カエルの鳴き声の最後にくる、まるでおならの様な声はやめてほしいよ(笑)
そんなカエル大合唱の中、まず始めに2人が釣りを開始したポイントは...っと言っても初めての場所で何もわからないが、まるで水門の様なテラスの側でアシが密生しているポイントからスタート!今回は2人とも得意のノーシンカーのみである
何度かキャストを繰り返してみたが、どうも様子がおかしい...岸から2〜3m付近に杭がたくさん点在しているのだが、どうもその手前は水深が2〜20cmほどとかなり浅い印象なのだ
もちろん最盛期ならばこの程度の水深の場所にもバスは入っている、しかし今夜は小雨も降る過ごしやすい天候、まだ少し早いみたいだな?っと思いながら2人で徒歩で少しづつ移動しながらアシの際や中にノーシンカーを投げ込んでいく
そして開始から約30分が経過した時に、その奇跡は起きた!
アシの密生している地帯の角まできて、そこにそっとノーシンカーを落とし込んだ時、1号のロッドにあきらかな生命反応が伝わってきた「グッ グググッ」っときたのである
「きた!」の掛け声と共に1号は必死のランディングを繰り返し、池のまわりの柵を大きく回りこみながら無事に釣り上げる事ができた
あがってきたバスは30cm強のナイスサイズであった
しかし僕はそこで思った!
「あ〜またフィッシュって言えなかったよ」
予定では様子見にきただけのつもりだったのに、思わぬ釣果にうかれた僕は自分のデジカメを車に忘れてきてしまった為、隊長持参の「写るんです」にて写真を撮影してもらい、舎人公園のバスに別れを告げた
いる!ここには噂通りにホントにバスが生息していたのである!
がぜんやる気を高めた2人はその後も2時間ほどキャストを繰り返してはみたが、その後は反応がまるで無く、降り続く霧雨の為に次第に寒くもなり始め、極度の空腹にも襲われ始めた所で、その日の様子見釣行は終了とした
今回の釣行における僕の釣果の写真は、隊長の方から届き次第アップしたいと思うが、いかんせん噂の舎人公園である...もしかしたら何かが写っているのではないかと、別の期待も持っていたりもするのである(笑)