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2008/06/22(日) (下山迷うガス北西尾根から三嶺) 10:45入田球技場にサッカー弁当配達終え、そのまま三嶺北西尾根へ神山経由でレッツゴー。 天気悪い中、途中多くのお遍路さん見かけたので焼山寺山にしようかと一瞬迷うが初志貫とする。 そのお遍路さんですが、山登りスタイルで杖持った現代風女性がいたのでよほどお接待とお話を 伺いたいと思いながらUターンの機会を失い、心残りのまま先を急ぎます。 12:35見ノ残、ガスでどちらも見えません。 まもなく見ノ残トンネル 12:55名頃の色白案山子さんたちは雨宿りしながらのんびり語らってます。 名頃のかかしさん 13:10菅生小学校前の豆腐屋さんに寄り、 「山登りネットの世界で有名なので徳島市から買いに来ました」と 愛想ふりまきますが予約なしでは、雨でもこの時間売り切れです。 どんな形しているのか興味があると言うと 「明日朝取りに来る人の分やけど」と「ながいの一丁550円」を 「この釜で作るんや」と見せてくれます。 宣伝しときますと言うも宣伝せんでも売れとるような気配です。 祖谷名物豆腐 13:30登山口のケルン成長しとります。 登山口ケルン 天気のせいかちょっと気乗り薄い登りとなります。 植林地帯から自然林になる斜面崩壊地点までは踏み跡と切り株ケルン誘導で迷いません。 13:50小屋跡。 14:20斜面崩壊地点、ここまで普通に歩いて50分。 これから先は道なし なぜまたまた北西尾根に来たかというと、1回目はがむしゃら、2回目は知ったかぶり、 3回目でやっと状況が分かるという偉人の教えをクリアしたかったから。 しかし霧のなか下山で大迷いしてしまいます。 ここから赤テープでないしるしをいろいろ付けて下山に備えます。 中途半端の現状は事故を招きますので、ここぞというところはハッキリ人間形跡を残します。 ここは下山重要地点だな 14:55倒木手前ケルン。 ケルン 15:00大岩、左を行きます。 ここまで倒木とか巨樹折れとかの景色をしっかり記憶しながら一直線に上ります。 幻想という視界不良 15:15白骨樹のある広場、前方の1806峰はガスで見えません。 緑の葉っぱが木々に芽生え、前とは違ったところに来たような景色に見えます。 1806峰手前広場池 葉が付くと別景色だ 見よ四つん這い服汚れ ここで弱音、このままてっぺんまで行ってもガスで何も見えないだろうから、 ほいイチニィサン帰ろうーと。 ここは下山重要地点だな しかし早速この広場から下りる方向を誤る。 何度も白骨樹の前からやり直す。 そうだ巨大なモミ(だったかな)の木の横から、その先岩場が少しありと記憶交錯。 ガスの中先が思いやられそうだが、日の入りまでは十分なのでゆっくりキョロキョロしながら下る。 ちょっと右に振れましたが大岩、そしてケルンと順調。 この後しるしが見当たりません、探すも体力消耗するだけで見つかりません。 エイヤッ(これがいけないかも)と尾根外さないよう下ります。 しかし広い尾根は方向感難しく、支尾根に入ったような気がしますが引き返すことなく どうせ林道のどこかに降りるからとどんどん行きます。 右前方に樹木の明るいところがあり、崩壊地で樹木がないからだろうと行くと、 やはり崩壊地でやったぁと思うも少し雰囲気が違う。 記憶のしっかりした踏み跡がない。 ギョエ、左にも崩壊地があり挟まれている。 挟まれているここの先は途切れていそうなので、左の沢を渡る。(これがいかんのかな) 渉ったところも記憶にない、日の長い夏至のあととはいえ森の中暗くなってきているようで焦る。 ピッピッピッ ひ〜 自分が設定しているクラシカルな携帯の着信音に平地なら普通なのにびっくりする。 なんでこんなところで鳴るのと反面安心する。 電話の主は娘で「今晩のおかず何にする」とたわいもない内容。 平和な内容に戦線布告するかのように「パパはね今遭難しているの」 「どこに行くとも言わずに出てきたので母さんに三嶺の北西にいると報告しといて」 そんな緊急内容を無視するかのように「買い物は何時ごろいけるん」と 能天気なのでこちらも「今年中には帰れるでしょうから正月にはいける」 ぷっつん。 その後もう一度沢を渡り、すごい倒木地帯を110メートルハードル30本相当しごきに ベリーロールも混じえ這う這うの体。 その木と木に足挟み抜けず上体は慣性で下へ落ちるテコ状態に足折れそうでした。 G P Sこのアファベットが頭の中で♪Fm奏(かな)で♪Cm調(しらべ)ます。 「地図無し方位磁石なし軽装単独で道無き知らないところの最終登山者」 これはいかんちゃ。 とは私言いません。 命懸かってます緊張感と恐怖感からしっかり周りを見る目と勘が養われます。 動じない緊張感と恐怖感も養えます。 昔の猟師や木こりはこんなハイテクなかったんですから。 (私のこ理屈おわり) 16:55作業道とふるさと林道が下に見え、ほっとします。 ガタガタの作業道でしたがハードル越え歩きのあとにはハイウェイです。 途中の雨水ザバザバ流れるとこで頭から顔洗いサッパリします。 夏だからこんな気楽な軽症で終われるんだと少し反省。 川と化した作業道で洗顔 向こうの尾根は登山口 帰りはデコボコ大穴や横たわる溝のふた外れに落とさないよう注意のいる小島峠経由近道 20:15徳島市の自宅。 一生ファイトー愛情と思いやり 2008/06/10徳島城公園での入籍記念アルバム。 おめでと ファンいきます 2008/06/15徳島城公園での(正)(副)調理人アルバム。 徒歩市内パトロール
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