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2008/04/29(火)祭 (薬研谷あけぼのつつじ) まーくつうさん、あとみっくさん、kyoさんのここの直近レポートを読んでました。 スポーツとロケの弁当を配達後神山町役場西側横らへんから雨乞いの滝看板を右折して 野間林道をスーパー林道手前を目指して約15キロくねくね走る。 まもなくスーパー林道の芝小屋休憩所 ほぼ頂上尾根付近に芝小屋休憩所の東屋がポツンとあります。(トイレなし) そこで休憩食事中のご夫妻に写真を撮ってもらいます。 話好きの私、話しかけます。 車で年一回ここまで来て道路沿い近くのカタクリの花を見るそうです。 あけぼのつつじの群生は見たことないそうなので、この近く30分ほどにありますよと 教えると興味津々で「じゃ一緒しますか」に気持ちよく一発追随してくれます。 しかしこれがあまり山歩きしない夫妻にはきつい行脚になることになる。 12:40登山口は先のカーブ曲がったところにあり、少々の上り下りを芝小屋山から 大道丸山頂手前60メートルまで繰り返し、左尾根へと下りていく。 カタクリの花みっけ 上記3人のレポート記憶のみで、初めて来たことを告げると不安そうなので 私の過去実力談を自慢げにしゃべくりまくると、よけい無茶な印象を与えたかもしれない。 予感は当たりました。 ここ赤テープがやたら多すぎて先々どこから下りたり曲がったりしてよいのやら。 メジャーな場所でないのであけぼのつつじ案内板は一切ありません。 途中出会った2人に道状況教えていただきますが現況と一致しません。 やはりやりました。 3人で道なき道を下りています。 私はだいたいの地形が頭にありこれくらいどうってことないのですが、 夫妻は遭難したかのような不安でしょう。 さっき初めて会った他人様をお誘いして「しまった」と思います。 「大丈夫ですか大丈夫ですよ」と奥様に気使います。 あけぼのじゃなく幅広い登山道が下に見え登山者が見えたので大きな声で挨拶します。 崖のようなとこを越してその道に降り安心します。 聞けばこの先広場を上がっていくらしい。 それらしきところの道なき斜面を上がります。 「あれあれれ」いくら上がってもピンク色見えません。 冷や汗に変わります。 夫妻はふ〜ふ〜息です。 責任感じるなぁ、焦ります。 ちらっと左の別尾根にピンク見えますが、写真で見た岩がありません。 違うようです。 そんなこんなで一番上尾根まで来ると、あれまぁ通ったところじゃございませんか。 ここでどうしますか、全く消化不良ですが諦めますかと尋ねますと 奥様キッパリ「行きます」。 この場所あたりでピンク左下に見えた 林道中断らしき場所を突き抜けどんどん進むと左下に写真で見た ピンクがまとわりついた岩場が見え、ここだと左折尾根をルンルン急降下。 すみませんデカイ顔でふさいで 14:55たくさんギャラリーの居る岩場に着きました。 夫妻感動感嘆の声を発してくれます。 私も「思っとったよりずっと綺麗やんか」と感激します。 責任果たせてホッとします。 対面の岩場の上にもたくさんギャラリー居ます。 岩上ギャラリー 華麗べっぴんオーモーレツ どうやらこちらから見るほうが綺麗ようです。 弁当を食べ、ピアニカを吹き景色を目に焼きつけます。 雲間から太陽が差すと一段とピンクが輝きます。 ご夫妻さんお疲れさまぁ さぁ、帰りは安全策をとり来た道を引き返します。 3人ペチャクチャと話ながら周囲をよく確認せず歩きます。 標識のある分岐に来ます。 標識よく見ず思い込みで私「まっすぐ登れば芝小屋山だから右へ」と引っ張ります。 どんどん下ります。 あれ〜、こんなとこ通ったかなの声出ます。 赤テープ黄テープいっぱいあるし問題なしと私宣言してなおも下ります。 あら〜、やっぱりおかしいの声。 私「もし違っていても林道に必ず出ますから、そこから林道を車まで駆け上がり迎えに来ます」と なおも下る。 だんな様「自然林が人工林になっている、人工林は通らなかった」 奥さん「分岐の標識、こちらは大川原高原と書いてあった」 ガーン、えっほんとうですか。 このまま行けば大川原高原に行ってしまう。 「「「引き返します」」」 夕闇がせまりまた疲れる上り。 だんな様ポツリ「子供と来とったら、もう歩けんいいよるやろ」        「山道は恐い」 ガーンガーン。 フォローします。 「迷ったときは元に戻るを実行していますので必ず生還できます」 初めての山道、暗くなってきたように感じ不安になります。 返し上りがすごく長く感じる。 だんな様「ほらしらくちかずらが見えてきたからもうすぐ」と奥さん励まします。 こんなとき確実に元に戻るため「赤テープ」目印を付けるんだろうなと肯定論者になる。 分岐に戻りました。 よく見ても見なくても大川原高原と書いてあります。 会話が弾んでいたのと思い込みから間違いました。 単独だったら確実に確認してたんだろうなとは言いませんでした。 芝小屋山分岐まで来て、ここと勘違いしたんですと詫びます。 17:30無事駐車場に戻りガッチリ握手して別れます。 最後に奥様「たいへん楽しかった」との声いただきました。 ちかれ〜ました。 帰ってエントツ山さん掲示板見るとサマンサさんと来てました。 春爛漫、来るとき焼山寺大日寺間たくさん歩いてました
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