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2008/02/10(日)
(旧参道から如意輪寺そして中津峰)
オレンジ:金谷尾根ルート ブルー:癒やし沢ルート グリーン:五滝ルート ピンク:旧参道
13:45金谷P。
となりの無人産直に店のおばさんがいたので「前の2kgみかん一袋50円安かったなぁ」と
話しかけると「あれは間違ごうとったんよ」明るい。
今日も旧参道から如意輪寺経由で山頂目指す。
14:05八丁と彫られた年代物の石柱前からは自然を侵食したコンクリートの街並みが拡がる。
昔からここを通ってきた人は時代の変化を感じながら、いつの時代も変わらない心揺れの悟り道としただろう。
14:40如意輪寺からは雪が覆いはじめ、人里と境を求める者として標高差変化こそ短時間で味わえる身体の春夏秋冬だ。
登山口では冷え切った冬、登り中盤には春、頂上付近では燃え盛る夏、下り始めると冷気に冷やされ爽やかな秋、
登山口に戻ったころには再び冷えた身体となる。
短時間でこんな刺激をもらえば、じっとしていて一年かかる季節変化を登った回数分活性化する。
身体はもちろん気持ちも鍛えられる。
鍛えれば強くなる。
鍛えすぎればもろくなり、山焼け症となる。
加減ということを途中の寺で悟る。
純粋な山登りでも知らず知らず修行になっているのだ。
15:30頂上。
遅い時間だから誰もいないが、誰かとさっきまで戯れていただろう雪だるまと話する。
わし「修行とか寺とか信仰とかの意識はないのに私の小理屈はなんなのわし」
雪だるまA「娑婆の仕事を純粋にやっているということだ雪」
雪だるまB「普通の人はよ〜く考え、あなたの山登りの感覚で娑婆の仕事をしている雪」
雪だるまAB「娑婆の仕事を毎日一日で春夏秋冬の刺激により活性化しなさい雪」
わし「あはは、仕事は適当で遊びを一生懸命やってたという逆ですねわし」
雪だるまAB「解けましたね、じゃ融けますドロン雪」
わし「ありがとうございましたわし」
16:15如意輪寺。
ポツンと30代女性が手を合わせている。
杉の木に彫りこんだ観音様を教えてもらう。
うっかり「なにを願っていたのですか」軽々しく聞いてしまう。
30「・・」
わし「お願いじゃなくお礼かもしれないし立ち入って失礼しました」「わしは娘の高校受験を」と取り繕う。
30「合格されますように」「この石段一緒に下りてください」「熱気をありがとうございました」と
バッグの中からチョコレートをくれます。
黒パンツにヒール高が似合う見ず知らずの人、ミセス観音さまになりました。
17:05金谷P。
はまっている。
どうせやるなら難しいのをとせっせと練習。
楽しくやるなら好きな部分からと華やか小節連続に10本指引き攣る。
今に残せし阿波踊りならぬ名曲をYouTube先生に頼っている。
1/27(日)に一の森に登ろうと出掛けていったが川井峠ほんの少し手前で夏タイヤ登れず断念。
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