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2007/12/16(日)
(焼山寺山)
剣道にバスケにモデルさんにとあちらこちら計78個の配達最後は神山中学校でした。
ありがとうございます。
おかげさまでましになりましたが、まだ力が入らなくて痛い右腕だから
絶対コケることのない雪のないコースに今日はしようと7キロ先の
鍋岩から焼山寺山にします。
鍋岩から焼山寺までは車道を串刺しするように旧遍路道が残っており
焼山寺から山頂までは杉巨木などネームプレート付きで多種類の木々が見られます。
標高差約700メートルの往復約10キロです。
11:50鍋岩公衆トイレ横の広場に駐車してエプロン外し登山準備していると、
マイクロバス2台が入ってきて我が車をサンドイッチするじゃないですか。
出にくいなぁと思っていると、
「おどりゃどことめよんな」「ここは有料じゃ」とこのゴツイ顔の私にすごみます。
気持ち紳士の私は丁寧に「すみません、知りませんでした、どこにお金払えばよいですか」
「あそこの家じゃが、そもそもここは大型専用じゃ」と運転手。
「すみません失礼しました」とお大師さんの聖地では和顔施(わがんせ)でなくてはいけないと
あくまで礼儀正しくする勝ぼうず。
2人の運転手はこちらの素直さに最後は微笑んでくれました。
12:00すこし下の道路幅広くなったところに無料駐車してスタート。
集落の少し上から山道となり、勾配は緩やかでハイキングモードだ。
季節には梅並木トンネルとなるところを上がれば車道に出る。
12:40杖杉庵(じょうしんあん)、本堂横に大きな杉と大師と向き合う衛門三郎(えもんさぶろう)
モニュメントがある。 詳しく知りたい方はググッてください。
懺悔するためにやっとの思いで出合った地であり、この逸話がこんにちの遍路巡礼の元になる。
少し先でまた山道へ。
軽四なら通れそうな幅と勾配だ。
きっと今の車道が境内に付くまでは、この道を人馬が物資荷揚げしていたのだろう。
13:20山門、大きな杉が林立する境内はたくさんのお遍路さんで賑わう。
11番札所藤井寺からここまでの12キロの山道は「へんろころがし」といって
徒歩巡礼一番の難所である。
そして、1200年前そのままの自然が残り感動の「最後まで残った空海の道」と言われている。
お参りと休憩して、本堂左手より更に上を目指す。
13:50杉巨木3本立て、そして工事中の逆ハングになっている絶壁「大蛇封じ込め岩」横を通過。
道をふさいだ倒木杉を切った断面の年輪を数えてみると200ぐらいあり、間隔で寒暖の年とか、
方角とか、若いときはよく育つが歳寄れば鈍化するなど人間に通じるものがある。
ここらへんからぐっと雰囲気よくなり、勾配も急に、そして痩せ尾根となり脇見すると危ない。
14:15コンパクトな奥の院がある頂上。
ぐるりの展望は木々に邪魔されよくないが、剣山方面のみ開けている。
オムライスと塩効かしたオムやきめしのプチ弁当を絶景スパイスで食べる。
万一シミレーションで2個持ってきたつもりだが、
調理師さんは「これで晩まで遊んでこい」=「晩までゆっくりさせてくれ、晩飯なし」
魂胆だろう。
ケチャップのどごしが気にかかりだしたころ、塩まぜると食べ易い新味発見!、採用するかな。
14:40下山開始。
15:00境内。
すぐ下の鈴なりの柿が気になり農作業していた人に尋ねると「放置」するらしい。
むふっ、ったって徒歩じゃどうしようもない。
15:30杖杉庵。
衛門さんの後ろにしがみついて懺悔、...個性が強すぎるのか友達できず、
忘年会誘いもない嫌われ私をゆるしたもれ・・。
15:55鍋岩。
16:55もうすぐ家に着く手前の吉野川北岸堤防から振り返った焼山寺山連峰のハッとする夕焼け。
メリークリスマス & 今年もありがとうございました & よい新年を
頂上の動画、もひとつなんで代わりにこれどうぞ(ものまねシリーズvol.1☆画面上の▼プレイマーククリック)
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