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2007/06/10(日)
(剣山1955m一の森1879m累積標高差700m往復計10km)
本日67個の予約お弁当ありがとうございます。
予約営業した日曜日は昼まででございます。
昨日昼休み大麻山1/3登ったところで急用の携帯が鳴り、しかたなくリタイヤの消化不良もやもや引きずる。
10:45最終配達先が国府町でしたので、神山町経由で一の森登山口コリトリを目指す。
ブームだ、88ヶ所遍路道ではたくさんの歩き遍路さんを見掛ける。
あらら、川上でR438全面通行止めとの電光掲示。
まっ手前に止めて歩けばいいと車進める。
中尾山分岐でガードマン付きのバリケード。
「先日の猛烈雷雨で土砂崩れしてますので迂回は中尾山経由でお願いします」
素直に従い、川上に下るR438復帰のところでまたもやガードマン付きのバリケード。
「これじゃコリトリに行けない」と私が言うと、
「この先バラバラ崩れてますので危ないです」と制止される。
こりゃ仕方ないわと予定変更して、そのまま見残しへ向かうことにする。
運転しながら「しかしおかしい」と考える。
あの2人のガードマンは土砂崩れ現場を知っているのだろうか。
あそこらへんの地理を知らないにわか派遣でなかろうか。
なぜなら、じゃ川上地区に住んでいる人はどうするんだ。
それらの人の通行は両方から土砂崩れ手前までの侵入を認めているはず。
でないと完全に陸の孤島になってしまう。
それを一律に見残しまで行く(または見残しから神山へ行く)と誘導している。
おそらく地元の者は侵入させているはず。
私もその地元に登山口があるので「コリトリに行く」と言ったが、
ガードマンは地理が分からず、地元に関係ない者として扱ったのだろう。
しかしもうバックして疑問の詳細を話して通してもらう気持ちは飛んでいる。
13:15剣山北面の過去の崩壊跡の生々しさを見ながら見残しトンネルまで来る。
ふと30年ぐらい前の牧野林道騒動を思い出す。
このトンネル手前から林道が西島まで通じているのだ。
これでは剣山リフトは成り立たなくなると、ありとあらゆる法律や規制を持ち出し
民間開発を国と県が頓挫させた。
お上に逆らうと何も出来ないんだと、当時若い私はもやっとした。
今の見残しまで当時林道が延びてきて国道となり、それによってコリトリや剣橋の民間が滅んだ。
標高1400メートル見残しまでは道路OKで1700メートル西島まではいけない理由はないはずで、
頂上まで道路付けてもよいはずだ。
ただ民間業者のやり方がまずく「やれ国定公園法だのなんだのかんだの」を持ち出され打ち首となる。
うまくやって頑丈な道路と広い駐車場で成功していれば、今頃は頂上ヒュッテ下まで道路付いていただろう。
別にその民間業者を味方するわけではないが、対等に官と民が競争すればどちらが勝つかは
今日のいろんな事例で明らかになっている。
もちろん山頂まで道路をつける云々の登山モラル反論もあるだろうが、
瓶が森林道や乗鞍スカイラインなどは時間とともに自然に溶け込んでいる。
そんなんで牧野林道を登り始めましたが、草ぼうぼうで斜面崩壊も甚だしそうなのでUターン。
13:30通常の標高1400メートル神社口より開始。
怪しい天候の中グングン高度上げます。
徳島駅から歩いて来てないから、このくらいの斜度ではバテません。
14:25剣山山頂ヒュッテ前経由、頂上1955メートル。
雲が目の前を流れ視界が悪いが、晴れ間にデジカメ。
先を急ぎ、大阪の人たちを時折誘導しながら一の森へ。
![ヒレ肉だぁ](20070604hire.jpg)
![美味しいとピースサイン](20070604hire2.jpg)
![怪しい天気](20070610koyadaira.jpg)
![剣山頂上ヒュッテ](20070610hutte.jpg)
![一の森へ](20070610heikebaba.jpg)
![三の森二の森を越えていく](20070610toichinomori.jpg)
15:10山頂、そして三角点、ヒュッテ。
そこでまた別の大阪から来ている若いグループと管理人も交えて雑談。
私「四国に来たからには三嶺へ縦走し、そして天狗塚まで行かないと悔い残る」
私「更に石鎚は東稜から登ると四国にハマル」
管理人「槍戸の白骨樹」
大阪人の隊員「隊長!、今日帰るのもったいない、どうにか日程なりまへんか」
大阪の隊長「わての今回計画にケチつけはるな」みたいな顔して、へらへら顔で私を睨む。
![一の森ヒュッテ前にて](20070610oosakagroup.jpg)
![ブログより写真拝借](20070610hutteudon.jpg)
![地デジ受信実験](20070610tidegi.jpg)
16:00一の森ヒュッテ内でコーヒー注文して世間話を終え帰路。
16:25剣山山頂ヒュッテ。
月見うどんと一緒に「ブログで有名な方はどなたですか」と注文すると
「私で〜す」とうどん注文の100倍早く出てきてくれます。
それからはブログの話、私の自慢話と盛り上げます。
いや〜、楽しい時間うどん一杯で申し訳なくありがとうございました。
山って、景色が綺麗から行く、花が見たいから行く、人に会いたい話したいから行くんです。
遍路道はお大師さんに会えるし、祭りでは天使に会える。
そんな人がいるところに会いにいく楽しみ、これが一番かも。
そいやこんな変なおっさんの体験が聞きたいと訪れてくれる方います。(もったいない)
剣山頂上ヒュッテの全メニュー掲載します。もちろん宿泊もできます。
17:50スキー場の少し上で、地デジ受信のテストしていた人に話し掛ける。
14素子ぐらいの八木アンテナですごく綺麗に映ってます。
頂上ヒュッテでも全チャンネル楽勝のようでした。
やはり標高が高いと有利ですね。
平地でも大阪生駒方面が開けているなら高性能アンテナの方向と高さ調節とブースターで可能でしょ。
うちは残念ながら前のマンションが壁になっています。
しかしなんとか直接受信試みるぞ。
18:25手打ちうどん田舎で暮らそうよ。
うわっラッキーこの時間でも開いてます。
私のこと覚えてくれてました。
熱々うどん頂きます。
甘辛い醤油味よくできています。
ゆず七味もパンチ効いてます。
20:30徳島市川内町の自宅。
つるぎさん山小屋日記を見ると早速私のうどんエプロン姿が載ってました。
バブルのとき家族でよく食べたヒレ肉を一人前だけ奮発。
そのとき生まれてなかった娘に初めて味わってもらう。
あまりの柔らかさとジューシーさにピースサイン。
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