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2007/02/17(土) (不動明王) 先日(中津峰山773m徳島駅より徒歩往復36km)道中、「二時越え」で行きも帰りも地元の人から 「峠のお不動さん」と聞いていたのに見つからず、ずいぶん気に掛かってました。 私は神仏に没頭しておりませんが、見落とした原因は何かを探りに再訪しました。 (北側)ニットキ越え入り口 ちなみに不動明王とは、   真言密教の根本仏である大日如来の化身であります。   煩悩や迷いを鎮め、災難を払うために恐ろしい姿をされております。   右手には、悟りを開くための智慧を表す利剣を持ち、心のあらゆる迷いを断ち切ってくれます。   左手には、索(なわ)を持っておられ、正しい教えの道に導いてくれます。   自分より他者を思いやるとっても優しい心を持っています。   真言は「のーまく さんまんだー ばーざらだん せんだー       まーかーろしゃーだー そわたや うんたらたー かんまん」   成田山が有名ですね。徳島では愛染院、愛媛では岩屋寺など。 えっちらおっちらと足元の悪い山道を下ばかり見ていたため、峠の切通し面に埋め込まれた主を見落としていたのです。 「建物に囲まれた中に居る」という既成概念も邪魔しました。 それにしても、普通に歩けば当然会える場所に目立っておいでるのにと視野の狭さに苦笑します。 このことは通過中の私の人生に何かを教えてくれています。 調理師さんと行き写真を撮りますと、肉眼では見えなかった霊気いや熱気と言いましょう岩一面が白く帯状に輝きました。   頼りがいがすっごくありそうです。 いろんなことでお悩みの方は(中津峰山773m徳島駅より徒歩往復36km)をぜひ挑戦してみてください。 白い雲帯びた峠のお不動さん
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