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2007/02/12(月)
(中津峰山773m徳島駅より徒歩往復36km)
お待たせ〜っ、やっと更新出来事やりました〜。
今年になって「忙しい」との嬉しいボヤキが本業でチラホラ出るようになりました。
潜伏期間10年でやっと芽がという景気回復兆しです。
こうなってくると身体が資本の身としては鍛えなければなりません。
ここ2日、某会議の大量注文で徹夜しました。
調理師さんが完全ダウンで振り替え祝日の本日お休みにしました。
で、わたくしはというと連荘徹夜でも遊びとなるとバリバリバリュー元気なんです。
08:05息子の出勤に便乗して徳島駅前まで送ってもらいます。
快晴の気持ちよい朝の街並みを南に向かって歩きます。
新町橋を渡り東新町商店街を抜け、大道、二軒屋、法花を通っていきます。
日本一周パンダさんが履いていたのと同じサンダル(シーズンオフ価格1800円が300円^^)で
舗装道も山道も挑戦します。(快適でした)
歩き出して1時間〜1時間半もすると、いつものように(すんません)怠けている身体の
下半身がゴロッと来るんです。
やばい!朝早いのでスーパー開いてないし、コンビニもない、工事現場の仮設トイレもない。
某銀行の法花支店前では爆発寸前、店前でそんな不義理はできない・・焦る。
でも、歩き旅慣れているから感が働くんです。
少し先の本日お休みの一楽木工さん外トイレが無施錠で開いてました。
ありがたい。
もちろん使用後に、お約束のトイレ内本格掃除のお礼をさせていただきました。
資金ショート無きよう、ご商売の繁盛をお祈りいたします。
ありがとうございました。
快調にどんどん歩ける。
09:26お弁当の注文が携帯に入るが丁寧に言い訳するも、せっかくなのにもったいなく申し訳ない。
目的の中津峰山は前にでーんと見えているから、一直線に障害物をなぎ倒して進めばよい。
やがて徳島動物植物園のほうに曲がる。
ここでちょっと不安になり農作業中のAご夫婦に尋ねる。
私「前に障害物の前座の山が横たわっているのですが突っ切れませんか」
Aさん「昭和20年代半ばまでは峠があってみんな通っていたんだが、今は危ないだろうから
動物園まで行ってぐる〜と大回りしなさい」
私「はい、そうします、ありがとうございました」
トコトコ進むと年代物の石燈籠があり、その横たわる山も窪んで低くなっており、
手前のTさん宅でお聞きすると「二時(ニットキ)峠と言って今でも通れます」
「峠には、お不動さんが居ますよ」「子供の頃は賑やかな峠だったでわ」
と80歳前後のお父さんが分岐まで案内してくれます。
峠のお不動さんは、撮った峠写真を後で見て削った石の面においでのようでした。
行きも帰りも分からなかったと言う事は、私にはお不動さんのお出ましの必要がないと解釈しませう。
峠を越え終えて、多々羅川を渡りとにかく前に見えている目標物に一直線に
路地や田んぼの畦道などを通る。道が細くても荒れていても徒歩って融通効く。
しかし道間違えると復帰まで体力消耗する。何度もあります。
三差路一軒家の新築Sさんちのところ右は行き止まりですので左へ行く。
行き止まりハウスで農作業していたおばあちゃん教えてくれてありがとう。
ここらへんのハウス作物はポンカンの大型みたいなのとか、イチゴです。
暖房装置も付いているハウスのファンはFURUTA製ばかりだ。
県道209徳島県警委託警察犬訓練所前を過ぎ、ちょっとした車道峠を越え、ため池横通過の先で県道33に出る。
左に取り渇水八多川を渡り公民館前を細い路地に入り畑ふちを歩き一直線に進む。
やや太い道に出て、立派なログハウス前を通り、やがて如意輪寺への道に出会い右に取る。
なにやらたくさんの車が駐車しており、案内板を見ると、少し戻って金谷橋を渡ると登山口のようだ。
公民館があり、入りその右側から上ると昔からの尾根道であり、入らず道なりに進むと急な谷道となる。
両道はだいぶ先で合流する。
ジャンパー脱ぎシャツ1枚になり、下バッチも脱ぎます。
山道沿いには「ラブチェア」だの「ロマンス広場」だのと名付けた手作りベンチが随所にあります。
ちょっとおじんくさいネーミングだと笑ってしまいます。
14:10頂上。
木の伐採や倒木で少し展望が良くなっているようです。
おっと知り合いの鴨島Oさんが居るじゃありませんか。
週2〜3日通って先ほどのベンチや頂上休憩所を仲間と整備されているようです。
「車で送る」と嬉しい申し出に「これこれしかじかこだわり」を説明して辞退する。
途中まで一緒に下山し、私は来た道を忠実に歩き戻る。
「見返り峠」と名付けられた、通った道が一望できる見晴らしのよい鉄塔下で弁当食べる。
飲み物を忘れ、自販機なしの状況の中、朝から一滴も水分補給なく二時峠まで帰って来ましたところで、
美味しそうな八朔がなっているじゃありませんか。
「なむだいしへんじょうこんごう」と手を合わせ、放置したような出来の悪いのを拝借し、
水桶に腰掛皮むいていると50メートルぐらい先の民家2階から女性が「どないしよんですか」と声かかる。
ドキッ、ポケットに押し込み「怪しい者じゃございません、徳島駅から中津峰まで往復してます旅の者です」
「近道としてこの峠を通っております」大声会話。
「さっきも峠のお不動さん目当ての3人みたわよ」「お気をつけて〜」
怪しいエプロン姿の110番通報回避できました。
19:10徳島駅前着。
お金はいろいろ頑張ればどないでもなるから、健康がやはり一番を再確認した一日でした。
神社仏閣への願いも「宝くじ当たれ」から「みんなが健康でありますように」に変えました。
健康画像イチ、ニイ、サンいきます(今回とは関係ありません)。
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