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2006/06/24(土) (弾丸登山オオヤマレンゲ樫戸丸1566m) 樫戸丸オオヤマレンゲ いつも月半ばから25日給料日にかけ暇で今日も手持無沙汰だ。 私はK調理人が作る弁当に太鼓判を押し繁盛間違いなしと常々言っているのだが、 本人は「あなたの自作パソコンソフトこそ自信持って売りな」「私のは自信ないわ」の繰り返し。 しかし10年やってきて、ある人は「みんな知らないだけよ」「宣伝が足りないのよ」と営業不足を指摘する。 有名になるって大変なことだ。 一旦有名になれば良い方向に回転していく。 なかなか這い上がれない。 よし、暇なら這い上がり登山に昼休み行くぞー。 あれ以来、よく食べビール飲みデブデブになってきている。 人生、お金も大切だが運動して健康一番ってのは間違いない。 山関係HP見ているとオオヤマレンゲ(大山蓮華)の季節だ。 オオヤマレンゲは絶滅危ぐ種で「トキ」ほどの価値があり天女花とも呼ばれる。 生で見ると幸運が巡ってきそうな気がする。 よしそれじゃ10センチの間近で拍手打ち星に願いを・・、もとい花びらに願いを伝えよう。 13:15午前の部を終え出発。 鮎喰川堤防から神山経由してR193に入り雲早トンネル抜け少し下りスーパー林道のダートに入る。 カンカーンと車体底が賑やかだ。 ファガスの森で尋ねると「6キロほど走ると登山口の風の広場があるから」親切に教えてくれる。 山肌を右に見て走り続け、やがて高城山向こうあたりで峠を越えると山肌が左になりドーンと広場が現れた。 72キロ2時間、早速デジカメだけ持って出発するも・・アチャー!、靴忘れてスリッパのままだ。 仕方ないが、滑るし、つま先だけ接地のようでふくらはぎ鍛え登山となる。 何度かコブを乗り越え35分で頂上直下の美人天女発見。 ロープで囲われ、痛んでいるのか倒れるように急斜面の青空下にひっそり咲いている。 誰にも会わなかったので、おおっと直立し両手を合わせたりたたいたり万歳しながらぐるりを土人のように一周する。 そのとき尻餅、スリッパが脱げ急斜面をコロコロと50メートルほど下まで転げ落ちる。 ちょっと願いが多すぎたか、臭いを嗅ごうと近寄り過ぎて失礼した罰かなと思いながら拾いに行った。 枯れているのもあったが、まだ蕾がたくさんありしばらくは年一回の七夕密会できそうだ。 おっと夕方の部の仕事に間に合わさないといけない。 彼女に切ない別れを告げ駆け下り25分で車へ。 汗の臭いをぷんぷんさせ帰宅、初めて見る天女に夢見た非日常5時間でした。
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