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2005/04/24(日) (雲早山1495.9m標高差400m弱) 朝4時から予約注文弁当を生産能力を上回って作った。K調理人が「もう今日はこれで終わり」と疲れ顔で宣言した。 むふっ、逮捕行けると霞みはかかるが晴天の空と同じように私の心の曇りが晴れた。 明日の食材を足早に仕入れて車に積み込んだまま、神山町役場西300メートルから南の山に向かう野間林道経由剣山スーパー林道へと急いだ。 登山口手前5キロ余りのガタガタダート道に履き替えたばかりのタイヤが面食らっているようで、底ボディーは小石がカタンコトンと水車粉引き音で攻撃してくる。 K調理人に気遣いするように車を慎重運転して15時20分着。準備体操なく早速登り始めるが、階段のある山に慣れた足はザレる急坂連続にエネ消耗する。 「もうやめよう」赤テープがピンク色に見え始めたころ弱音が出た。1分休憩してよくテープを見ると薄く変色してピンクになっていたのだ。 力入れているときにピンクにゃ参る。「時間も遅いし一人やしやっぱ帰ろう」ご英断は誰の反対もなしにすぐ出来る。 山菜取りかビニル袋持った3人男が下ってくる。「クマ、へび、お化け、追い剥ぎに気を付けな」ギョ!とは言わなかったが「今からのぼるん」 「ラストやな」「上に軽トラの人がのこっとるのでは」と言葉を交わす。格好悪いのでご英断はせず、さらに急坂を尾根まで登る。 「おおぉこれが山や」とハイキング道になった尾根を左右風景見ながらサルビアの花をピアノ伴奏し歌い行進する。 乾杯、ノラ、夢一夜、すばる、天城越え、さくら(独唱)、氷雨、ひまわり娘、佳境の木綿のハンカチーフに差し掛かったところ突然頂上祠前に出た。 「うぉ〜〜、やったぁ360°絶景じゃぁ」。 過去登った焼山、東宮、高丸、遠くに大麻、眉、明神の山々たちがこちらを向いて「頑張ったじゃん」と賞賛してくれた。 貸し切りの青空ステージでトリの曲の続きを歌い終えた。そして15円賽銭とあめ玉一つ供え「ここまで登られる健康をありがとうございます」と大トリ締めくくった。 山頂動画はトップページ「動画探偵団」を見てください。 いやいやそれにしてもここまで美女たちに支えられて登ってこられた。「誰やその美女とは、言え」「それは言えん」「んが、あめあげて手握った」「ひぇ〜」 「元気貰える女神っていいもんですよ」「誘えば迷惑かける怒られる」「山をけがすな」退〜散。(じか〜ん登り45分下り35分) 雲早山頂より高丸山
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