戻る
2005/02/06(日) (またもや謎の尖がった山) 吉野川橋西の北岸堤防から南を見ると顔が空を向いて香川の八栗山のような山容が私をそそる。頭上部からおでこにかけての急角度が特に私を呼んでいるようだ。(行くぞ!平服で^^ 一面銀世界の雪山もいいもんだ。いやいかんいかん素人は寒さに凍え道に迷い遭難してしまう。食後片付けの洗物で手先の冷たさに心臓はドキッ、感覚はなくなるわと弱い身体だ。 あのタイタニック最後の冷たい氷の海に恋人前にして潔く沈んでいく格好よさなんて私にはない。だから冬山は恐いし遭難ニュースを見るたび「なんで寒いのに登るん」と他人事であった。 冬は千メートル以上の山には登らないのが私のポリシーだっ、っっったが・・、趣深山さんのHPを呆れながら見ているうちいつしか凄さにひゅーひゅー憧れだした。 「おしゃれしてわがまましてあれこれ美味しいもの食べて浮ついたこと言ったりしたりして贅沢する」私ども貧乏人からすれば別世界の冬山みたいなものですが、 私に縁ある周りの人が、辛抱我慢辛抱我慢と言えないで黙らざるを得ない状況に「あぐら」をかいてる私が居たことをふとしたことから知る。 あほうやこの歳まで気がつかんかぁ。いやまだまだ気付かんことがいっぱいあるんではと遅い反省と、周りの優しさに生かされていることに感謝する。 そう感謝のお礼なんです。今までの私はお願いばかりをして周りをなぎ倒してきた。口ばかりより、年季の入った我慢の顔で諭されると他生の縁で同じ時代に生まれ生きられ幸せ極みてうろこが落ちる。 これからは、今までの私のような天然幸せ者をサポートする側になろうっと。辛抱我慢辛抱我慢の人を天然にしたいな。 最近しかめっ面の人を見るとアメ玉をあげるようになった。甘いものをしゃぶるとみんな童心に帰る。いやな事件もあるけど、世の中のほとんどの人って本当はいい人ばかりなんだ。 知って騙され続けられる人なんて、もう神さま仏さまだ。   ・・で、謎の山はどうなったんだ。 (続く  謎の尖がった山(中央左)
戻る