「旅のアルバム(国内)」トップ



松原湖 (2001.10.24)


上信越自動車道の佐久ICと中央自動車道・須玉ICの間を結んで南北にまっすぐ通る国道141号線。そのほぼ中間にある小海町に松原湖という小さな湖があります。スケートの天然リンクとして有名なので名前は知っていましたが、周囲も僅か2km足らずの小さな湖で、冬のスケート以外では観光客が多く訪れるようなイベント施設もないので、いわば「知る人ぞ知る」の湖でしょう。

10月下旬、軽井沢の紅葉を楽しんだあと、八ヶ岳山麓と清里高原の紅葉も見て帰ろうと国道141号線を南下していると松原湖方面の道路標識が目に入ったので、立ち寄ってみました。訪れた10月下旬は、湖畔でのキャンピングのシーズンも過ぎ、スケート客で賑わうには早すぎる時期でもあり、湖の周囲は訪れる人も少なく、ひっそりとしており、湖面に映える紅葉をゆっくりと見ながら、湖を一周する散策を楽しみました。

でも、長野県小海町の名前が書かれているこの写真の立て看板で初めて知りましたが、松原湖の正式名は「猪名湖」だそうです。では、松原湖という俗称の由来は・・・?。


(この写真3枚はクリックで拡大します)
写真ではいずれも木立の中に隠れてしまって見えませんが、周囲約2kmの湖岸に沿って、樹木の中を縫うように一周している散策路があります。

散策路は、長い年月を掛けて積もり踏み固められ、またその上に積もり踏みしめられた落ち葉が絨毯のようにふかふかとしえいます。歩いていると柔らかな感触が足の裏に伝わり、疲労を取り去ってくれるような素敵な感じです。


駐車場の近く、白樺の木と紅葉が素敵でした。
訪れた日は天気にめぐまれ、青空の刷毛ではいたような雲が秋を感じさせます。