(夏2) Last Update: June 18, 2005


ラムズイアー



ラムズイアー (Lamb's Ear = 子羊の耳) という名前は、葉の形も確かに子羊の耳を連想させますが、葉をそっと撫ぜたとき子羊の耳に触れたような感触で、温もりすら感じとれる手触りが伝わってくる、ことから付けられたのでは・・・と一人勝手に思っています。

ラムズイアーはハーブの仲間で、シルバー(銀色系)ハーブの王様とも称せられています。でもハーブというのは一般的には香りのある草(香草)をさしますが、ラムズイアーには香りがありませんし、また料理の香りつけに使ったり食用にするという話を聞いたことはありません。



(2005.6.18)
10年以上前に小さな株を購入して育ててきました。購入したころは小さな可愛い花を咲かせたと家内は言いますが、当時私は会社勤めで庭の手入れをする時間的余裕がなく、花を咲かせたラムズイアーを見た記憶がありませんでした。

昨年株分けした鉢に今年は花茎が2本立ち、その先端部に小さな桃色の花を咲かせました。花との初めてのご対面、感激です。



(2005.6.18)

(2005.6.18)
桃色の小さな花です。花茎に沿って上のほう、小さなつぶつぶのように見えるのが、これから次々と咲いていく花芽です。
葉はやや厚めですが軟らかさがあり、シルバー色に輝く柔らかなうぶ毛に被われています。撫でるとホッ!とする手触りです。