赤い西武101系(159F) 実物資料



 今年(2001年)の西武鉄道「トレインフェスティバル」では、101系がなんと旧標準色である赤塗色に塗り替えられると
いう、衝撃的な出来事が起こりました。
 ファンの間では賛否両論激しく渦巻いたようですが、往年の雰囲気は十分に味わえる仕上がりではないでしょうか。
 この塗装が施されたのは、検査切れを目前に控えた159Fで、イベント終了後に武蔵丘車両検修場に入場し、重要部
検査を施行、元の黄色一色に戻されました。
 ここでは、この159Fを模型化する上でポイントになりそうな部分をまとめてみました。もちろん、159F以外の101系最終
冷改車を製作する上でも十分参考になると思います。
*写真は特記以外2001.10.8横瀬車両基地にて撮影

■各車の外観


クハ1159(Tc1・ブレーキ制御装置側)
129Fより乗務員室扉脇の手摺が鏡面仕上げになり、靴摺りがステンレス製に変わった。


クハ1159(Tc1・主制御器側)
上の写真の反対サイド。


クハ1159(Tc1・ブレーキ制御装置側)
連結面側より見る。非冷房時代は、貫通扉がついていたが、冷改時にM1に移設
(クハ1129〜1169<奇数車>が該当)。クハ1101〜1127と1171以降<奇数車>は初めから貫通扉がない。
妻板両側にステップを装備。


モハ159(M1・ブレーキ制御装置側)
2位側(池袋・西武秩父方)より見る。
冷改時に戸閉表示灯を縦長のものに交換(最終冷改車共通)。


モハ159(M1・主制御器側)
1位側(飯能方)より見る。
非冷房時代は1位側には貫通扉はなかったが、冷改時に設置。
モハ101〜127<奇数車>は新品を取り付け、モハ129〜169<奇数車>は隣のクハより移設した。
最終冷改車のモハ101〜119<奇数車>の貫通扉は窓ガラスが金具押さえ。
モハ183〜189<奇数車>は非冷房時代よりこちらに貫通扉を装備していた。


モハ160(M2・ブレーキ制御装置側)
2位側(池袋・西武秩父方)より見る。2位側妻板向かって左側のみステップがない。
最終冷改車のMGは日立製と東洋電機製とがあるが、モハ160は日立製のものを装備。
両者では機器の外観がかなり異なる。CPは冷改時にHB2000に換装。


モハ160(M2・主制御器側)
同じく2位側より見る。反対側の1位側妻板には全車初めから貫通扉がつく。


クハ1160(Tc2・ブレーキ制御装置側)
連結面妻板に貫通扉を装備。クハ1102〜1128<偶数車>には、非冷房時代には貫通扉がなく、冷改時に設置した。
冷改後のクハ1102〜1120<偶数車>の貫通扉は窓ガラスが金具押さえ。


クハ1160(Tc2・主制御器側)
正面窓上にある通風口が101系の特徴。台枠厚さが701・801系に比べて厚いため、正面の表情が微妙に異なる。


クハ1160(Tc2・ブレーキ制御装置側)
連結面側より見る。こちら側のみ、連結面にステップがつかない。


クハ1160
正面はこんな感じ。腰部の赤色部分は高さが680mmだったと思う。
連結器胴受は、冷改時に湾曲した形のものに交換。


クハ1160
前頭部の塗り分けを示す。オデコから側面にかけての赤色部分の塗り分けは、801系とは大きく異なっている。
基本的に101系の塗り分け線にあわせているが、多少アレンジしている。
屋根に黄色い部分を消した跡が残っているのがお分かりだろうか?
幕板部の塗り分けは、ご覧の通りなかなか凝っている。

 ←2000.10.8 流山

総武流山クハ31(元西武クハ1135)         ↑1999.4.30 流山
この2枚はオマケ。前頭部塗り分けの参考に。


形式番号標記。101系のものとは塗り分け線高さが異なるため、社紋が塗り分け線にかかってしまった。
模型でインレタを貼るのに失敗したかの如く、ちょっとずれている数字が御愛嬌。
トップへ
トップへ
戻る
戻る