曹洞宗 随流院は、旧小机領33ヶ所観音 6番六番札所です。川島町の帷子川沿いにあって、境内の庭がよくつくられていて綺麗な寺院です。境内には立派な鐘楼があって、梵鐘には「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪ふりて すすしかりけり」この詩は、道元禅師の読んだもので、川端康成がノーベル賞を受賞したとき、挨拶に使用したものです。この鐘楼の横には、これも立派な東屋がありました。丘陵に麓にありますので、本道の裏はこの辺りでも珍しい自然林が広がっています。随流院湧水(川島之水)は、この自然林から湧き出している清流です。(汲むこと、飲むことは出来ません)
随流院湧水「川島之水」