JR保土ヶ谷駅近く、国道1号線保土谷宿本陣跡近くに、病によく効く”霊水”が有ると云うので行って来ました。保土ヶ谷橋交差点を戸塚方向へ、保土谷宿本陣跡先の信号を左折、細い路地を突き当りまで、突き当りを右折、すぐに鳥居が見えます。社殿階段下にP有り。
八幡社
神様 応神天皇(おうじんてんのう)   場所 横浜市保土ヶ谷区瀬戸ヶ谷町137番地   交通 JR保土ヶ谷駅 徒歩15分
今の社殿は貞享元年の建立で、維新前は安楽寺持であった。明治六年村社に列せられ昭和三年十一月九日神饌幣帛料供進社に指定された。社殿建築様式は入母屋造り。本殿は桁行一間梁間九尺コンクリート流れの造りです。
八幡社境内社 菊水観音 御由緒
新編武蔵風土記稿に「菊水観音出現跡 鳥居に向ひて右の方なり  楠の株ありてその根の際に少しく窪きところあり この底に清水をたたへ きはめて清冷なり 病者 常にこの水を服し(て)平癒しあるいは眼病を患ふるものこの水にて洗うときは霊験ありと云う」とかかれ、近年まで多くの人々がこの霊験に肖っていた。現在も僅かであるがその霊水を産しています。
菊水観音とは
古代中国の時代に周の穆王の侍童が南陽郡れき県(現在の河南省内郷県)に流されたがそこの菊の露を飲んで不老不死になった「菊慈童」を観音の垂迹とする。我国では後醍醐天皇に忠節を貫いた楠木氏は菊水紋を家紋に用い、「大楠公」・「小楠公」はその死後皇室護持の神仏「菊水観音」になったと云われています。
八幡社境内社菊水観音出現跡の霊水