元町厳島神社は、横浜の代表的な商店街の元町商店街から一本裏道に入ったところにあります。4丁目ポンパドウル元町本店の角を曲がると赤い鳥居が見えます。鳥居をくぐり正面の階段をのぼると正面に本宮、左に皇大神宮、その左隣に金刀比羅宮が鎮座しています。この神社は、今から約700年以前より元横浜村州干島に鎮座していました清水弁天、州干弁天を、元禄年間に分祀し、元町1丁目の増徳院仮殿に御神体を奉安していましたが、明治維新の神仏混淆の禁止により増徳院から分離し、厳島神社として当地に社殿を造営、元町の鎮守様となったとのことです。湧水は社殿左側に壁面の脇に小さな池があり、龍の像から口から池に注いでいます。TOP画像は神社敷地外の左側脇にあって、水道が引かれる前は生活用水として最近まで使われていたそうです。横浜市も定期的に水質検査を行っているようですが、近所の子供達の遊び場で、足を直に脇口に入れたりしているので生水はオススメしませんとのことでした。ただ、脇にある水道蛇口は横浜市水道局の水ではなく、地下で湧水脇口と鉄管で繋いであるので、近所のレストランなどからも汲みに来ていて、美味しい水だよ!と言っていました。
元町厳島神社の湧水