雲居寺(うんごじ)興徳山と号する。開山‥鎌渓是尊 嘉暦元年=1326年に創建。鎌倉の臨済宗建長寺の末寺にあたる。慶安元年、15石7斗余の御朱印を賜る。本尊‥地蔵菩薩伽藍陀山地蔵と称する。木坐像、長1尺6寸5分弘法大師の作。宝暦年間(1751〜64)大雲和尚は関西33か所観音を勧請し、津久井一円に巡拝道場を開き、津久井33か所観音霊場を定め、雲居寺を1番札所として札所巡りを始めた。雲居寺の湧き水は境内右側の住居裏の岩場の間にあります。 自然石で組んだ桝に木を半分に割った樋から水が流れ出ています。但し、管理状態が悪く、樋からは水は出ていますが、樋の中は苔だらけでゴミまでが入っているので、飲むのに勇気がいります。
雲居寺の湧水