龍源院といえば京都大徳寺の龍源院が有名ですが、座間にも古刹の龍源院があります。伝説では1462年この地に住んだ”渋谷高間”の建立といわれています。境内の崖下より湧き出ているここの湧水は、古代から飲料水や稲作・水車の動力源として使われていました。現在はがけ下に湧水池があり、流れ出す川の中ほどに不動明王が立っています。碑文によると1855年建立されたもので、水神として信仰されていたようです。また、湧水の流れは境内を流れて表通りに澄んだ小川を作っています。この小川には「ゲンジボタル」が生息し夏になるとホタルが飛びかいます。(汲む事も、飲む事も出来ません)
龍源院湧水