厳島神社は、文化4年(1807年)に建てられ天保11年(1840年)、安政4年(1857年)及び昭和62年(1987年)に改築された。江戸時代は「弁天様」と呼ばれたが、明治2年(1869年)厳島神社と改名された。祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、祭日は4月16日であったが、現在は、蓑笠神社の祭日と同じ日に行っている。また、周囲は清水が豊富に湧き出ていて、蛍やシマドジョウなどの清く澄んだ水しかいない小動物が、今でも生息する湿原である。  平成2年3月 中井町教育委員会
巌島神社・弁天様の湧水