1996/5/4 at 目黒鹿鳴館
あぁもう1年も経ったんだな。2日はそう思って過ごした。翌3日友人からのFAXで、4日に鹿鳴館でキンちゃんが出ると知る。
上手くしたもんで、丁度他の用事で4日は東京行きだった。なんてタイミングの良さ!!自分の運の良さにちょっと感激した(笑)。
あぁでもそれが無くても行ってたよーな気もするけど(爆)
当日、色んな人から“今日どうするの?”と訊かれも全然フツーで“行くよー”って軽く受け答えしてた。
多分よくわかってなかったんだと思う。出るにしてもそれはパーマネントなのか、セッションなのかわからない状態。
一度きりのEVENTセッションならば、今迄と何ら変りはない訳で。
それがちゃんと脳に伝わったのは、鹿鳴館で「金内孝史さんのバンドは何番目ですか?」と訊いた時かな。
「一番最初」と云われて、あぁホントにステージに立つんだと実感した。
6時半をちょっと過ぎて、階段を下りていくと音が聞こえる。もう始まっていた。ドアを開け眼に入ってきたのは・・・。
髪が伸びてる、かなり。あのサングラスは一体何ーっっ。
ベース木目だ。サムベースかな、それとも新しいヤツ?
淡いブルーのシャツ。飾り気のない普段着の様な。背には何やら英文字。
アクションが派手かな?。いや、あんな感じか。
あ、サングラス投げた、カッコつけてんじゃねーよっっ(笑)。
Vo.が肩に手を回す。破顔する。モニタに脚をかける・・・げっ白のジーンズ。
唄う。コーラスがんがんに。唄うベーシスト健在。
そして笑う。物凄く嬉しそうに、楽しそうに弦を弾く。
ベースを肩からおろし手を振る。
G.とVo.がハケる。後に続こうとすると、Dr.が出てくるのに手間取り、それを笑いつつドアを開けたまま待つ。
そして最後に振り返り手を振る。
ステージには歓声だけが残った。
約15分、全3曲の短いライヴだったから、どーのこーの云うのは未だ早いと思うけど・・・
曲はP0Pで耳に馴染みやすい。インパクトと云う点ではちょっと・・・。
何にしても動きだしたのは嬉しい。やっぱりミュージシャンはステージに居なくちゃね。
終了後、直ぐ外に出ちゃって(他のバンドの方々、ごめんなさい)、うるうる状態で階段の所で友人とタバコ吸ってたら
友人があっという顔をしたので、何ーっ?と振り向いたらキンちゃんがそこに居た。
タバコを落とさなかったのが不思議だ、いや固まっちゃったから落ちなかったんだきっと。
無造作に出てきて、階段登っていったのよ・・・。コマ送りみたいに見えてクギヅケでした。他に誰が居たのか記憶にない;;。
これで他の印象がふっとんでしまった、ははは。
[こぼれ話]
セットリストははっきりわかりませんが、“BRAND-NEW-LOVE”、“NASTY”あたりだったと思います。
アレンジも歌詞もかなり変ったので、私の記憶なんてアテにはなりませんけど(笑)。当時は“RHAPSODY”、“DAISY”とゆータイトルだった。
この頃は、ライヴ行くとレポートみたいなものをクロッキーじゃなくてワープロに入れてて、それを掘り起こしてきたんですが
かなりカットしました。私ってバカ?みたいな文なんだもん・・・。
それでもキンちゃんしか見てなかったってのがモロバレですな(笑)。だって覚えてないからマジ書けない(爆)。
解散後お初のステージだったから許してね。