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東北関東大震災被災労働者人民支援大運動を

10・21反帝-国際連帯を掲げ、北陸・関西・中四国の内戦勢力が結集 〈大阪〉(1327号8面)

靱公園で決起集会

 10月21日、反帝―国際連帯全国統一行動の一環として、大阪での集会とデモが闘いとられた。集会開始の正午を前に、釜ヶ崎の日雇い・野宿労働者をはじめとする北陸、関西、中四国の内戦勢力が大阪市・靱公園に続々と結集してくる。

 正午、10・21闘争実行委員会の仲間が司会に起ち、集会の開会宣言を発する。全体でシュプレヒコールを行なう。続いて司会より、全国で闘う諸人士・団体からの熱烈な連帯メッセージが紹介される。日本キリスト教改革派亘理協会牧師 林茂雄氏、在日朝鮮人活動家、原発労働裁判原告・元原発労働者 梅田隆亮氏、沖縄反戦労働者の連帯アピールが読み上げられると、集会参加者全員が拍手で応える。

 連帯メッセージに続いて、集会に結集した反戦青年委員会と全学連からの連帯あいさつを受けていく。

 反戦青年委員会は、「安倍は、『自国船舶の安全確保のため』と称し、自衛隊艦船を派兵し、中東反革命戦争に本格的に参戦しようとしている。こんなことを許してはならない」「安倍は、『徴用工問題』への報復としての『経済制裁』を発動し、朝鮮半島の植民地支配や戦争責任に居直り、マスコミを総動員して韓国への排外主義を煽動している」「日帝足下労働者人民の責務にかけて朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう」「『即位の礼』を粉砕し、天皇制攻撃と真っ向から対決し、今こそ天皇制廃絶へ闘おう」「天皇主義右翼ファシストを撃滅し、天皇と日帝の戦争責任・戦後責任追及を闘うアジア労働者人民と連帯し闘おう」「改憲国会を粉砕し、安倍極右政府打倒へ総力で決起しよう」。

 全学連は、「安倍政府による改憲攻撃が激化している。憲法九条に自衛隊を書き加え、ナチス・ドイツばりの緊急事態条項を導入しようとしている。改憲国会を粉砕しよう。朝鮮反革命戦争突入絶対阻止の革命的反戦闘争の大爆発をかちとろう」「全国の大学で、革命的学生運動破壊攻撃がますます激化している。立て看板規制や自治会非公認化など、学生の政治活動の一切合切を禁止し、軍事研究など、戦時国家体制形成に向けて大学を資本と国家に奉仕する機関へと作り変えていこうという攻撃が激化しているのだ。これを打ち破る〈戦時下における新たな革命的学生運動〉の全面展開をかちとるべく、全学連は闘う」「明日、強行されようとしている『天皇即位の礼』を粉砕しよう。安倍極右政府を打倒しよう」。

 連帯あいさつに続いて、全国寄せ場交流会の仲間が反帝―国際連帯全国統一行動の基調を提起する。

 基調が読み上げられると、仲間たちの拍手と「ヨシ!」の掛け声によって闘いの基調が確認された。

御堂筋を席捲するデモを貫徹

 集会の最後に、「反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会」が決意表明に起つ。「『反戦・反失業を闘う釜ヶ崎労働者の会』は、このかん『反戦・仕事よこせ』を闘いの中心に据えて闘ってきた」「支配者が排外主義を煽るのは、戦争に突入する時の常套手段であり、われわれ労働者は、排外主義の煽動を打ち砕かねばならない。朝鮮半島が南北に分断されたのは、天皇と日帝が朝鮮半島を植民地支配したことに原因がある。安倍は、『強制連行』『強制労働』『従軍慰安婦』を強制したことをまったく謝罪せず、解決済みと居直っている。絶対に許してはならない。安倍は、『大日本帝国の栄光をとりもどす』ことを究極の目的にする国粋主義者であり、『戦争屋』だ。労働者階級の国際連帯で、安倍を一刻も早く打倒しなければならない。『釜ヶ崎労働者の会』は、先頭で闘う」「釜ヶ崎ではアブレ―野垂れ死にを強制される境遇の中から資本家を打ち倒す闘いと団結が作られることに恐怖した連中が寄せ場の解体を狙った攻撃をかけている。センターの老朽化を理由にしたセンターの建て替えが釜ヶ崎の労働者に不利益を強いることには徹底して対決して闘います」「本日の闘いを闘い、ストライキを労働組合のあたりまえの闘いとして闘う『関西地区生コン支部』への弾圧を粉砕する闘い、国会での改憲攻撃粉砕の闘い、『反戦・仕事よこせ』の闘いを全力で闘う」。

 いよいよ御堂筋を席捲する戦闘的デモに出発だ。デモ出発前、青ヘルメットと青ゼッケンで身を包んだ北陸・関西・中四国の内戦勢力は、「反帝―国際連帯全国統一行動を闘うぞ!」「全世界労働者人民と連帯して闘うぞ!」「朝鮮反革命戦争粉砕!」「中東反革命戦争粉砕!」「『即位の礼』粉砕!」「天皇制攻撃を粉砕するぞ!」「右翼ファシストを撃滅して闘うぞ!」「改憲攻撃粉砕!」「安倍極右政府を打倒するぞ!」と旗竿を突き上げ、シュプレヒコールを一帯に轟かせる。仲間たちの士気は否が応でも高まっていく。10・21闘争実行委員会の横断幕を先頭にして、青ヘル部隊が御堂筋に躍り出る。「改憲阻止!」「政府打倒!」のコールや笛の音を響かせ、道行く労働者人民の注目と共感を浴びる。10・21闘争実行委員会に結集する内戦勢力は、終着点である新町南公園までのデモを、最後まで戦闘的に闘いぬいた。

 解散地点では、全国寄せ場交流会の仲間が集約提起を行ない、この日の闘いを締めくくった。