革命軍アピールと連帯あいさつ
 ２月２４日、革命的労働者協会（解放派）は、中央政治集会の大勝利をかちとった。会場である千駄ヶ谷区民会館の正門前には、警視庁公安の私服刑事どもが、革労協への反革命弾圧を狙い、大挙して構えている。こうした日帝政治警察や反革命革マル、反共ファシストの敵対を完璧に封殺し、全国の内戦勢力の総結集の中で革労協中央政治集会は大勝利した。
２月２４日正午、司会を務める革労協東京都委員会の同志が、政治集会の開会を宣言する。「２月２７日〜２月２８日の米朝首脳会談で、朝鮮反革命戦争の危機が去ることは、まずない。安倍極右政府による改憲への突進、戦時国家体制形成を許してはならない」「今日２月２４日、都内で『天皇在位３０周年記念式典』が強行されようとしている。天皇代替わりで強まる、天皇制攻撃の激化を許してはならない」「本政治集会の成功をかちとり、２０１９年階級攻防の最先頭へ撃って出よう」。そして、全体でシュプレヒコールをあげる。「同志中原虐殺報復４２ヵ年決戦を闘うぞ」「反革命革マルを解体・絶滅するぞ」「朝鮮反革命戦争突入を阻止するぞ」「〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉をかちとるぞ」「〈蜂起の組織陣形の構築〉をかちとるるぞ」「中東反革命戦争を粉砕するぞ」「安倍極右政府を打倒するぞ」「ファシストを撃滅するぞ」「共産主義労働者党の確立をかちとるぞ」。
まず、集会に寄せられた革命軍からの連帯アピール（別掲）が司会より読み上げられる。「対日帝武装闘争の本格的飛躍にとって第１の課題は、武装水準・戦闘水準の飛躍である」「第２の課題は、帝国主義軍隊内からの反乱を組織することである」「革命軍は、可及的速やかに対日帝武装闘争の本格的飛躍を断絶的飛躍として切り拓いていく闘いの最先頭で闘いぬく」「非公然・非合法体制を堅持・強化し、２０１６年２・２３反革命弾圧の正面突破をなしきり、『共謀罪』適用による組織壊滅型反革命弾圧を許さず闘いぬかねばならない」「革命軍は、革命的建軍武装闘争路線を堅持し、非合法地下最前線で闘い続ける。敵と同水準の武装による対日帝武装闘争への飛躍を断絶的飛躍として最先頭で切り拓いていく決意である」。革命軍アピールに、掛け声と大きな拍手が沸き起こる。
続いて、全国部落解放青年同盟からのアピール（別掲）が読み上げられる。「無実の部落民＝石川一雄氏を支えぬき、〈狭山差別裁判糾弾！ 階級裁判粉砕！ 国家権力糾弾・打倒！〉の旗幟を鮮明にし、大衆的実力闘争・武装闘争と階級的共同闘争の爆発をかちとり、狭山闘争の歴史的勝利へ進撃しよう」「吹き荒れる差別主義・排外主義煽動に対する、戦闘的部落大衆を先頭とする差別糾弾闘争の復権を闘いとっていかなければならない」「『貴族あれば賎族あり』と打ち出した、部落解放運動の歴史的地平を革命的に継承し、激化する天皇制攻撃と闘いぬき、天皇制廃絶へ進撃しよう」「全青同は、部落解放運動の革命的飛躍・前進を、先頭を切って闘いぬく」。
結集した２団体からの連帯あいさつが行なわれる。全国寄せ場交流会の仲間は、「全国の寄せ場・日雇いの仲間たちは、越年・越冬闘争で打ち固めた労働者の団結をもって、春期の闘いに入っている。１月１３日、山谷・玉姫公園に結集し、金町一家解体に向けた日雇い労働者全国総決起集会とデモを闘いぬいた」「われわれは、寄せ場・日雇い労働者の春闘に取り組み、３月２１日、全労交が呼びかける春闘勝利総決起集会に結集し、３月２５日、全国から東京に結集し寄せ場春闘集中行動を闘う」「安倍の政治によって、多くの労働者が貧困、過労死、野垂れ死にを強いられている。われわれは、反戦・反失業の闘いをさらに大きく、強くして闘う決意だ」。全国学生社会思想研究会連合の仲間は、「わが革命的学生運動の拠点では、明大をはじめ全国で、闘う学生のレッドパージが進行し、さらにサークル活動自体が規制強化の中に置かれている」「天皇制攻撃の中での『祝賀』強要など、『国策』事業の動員が進む中で安倍政府が狙うのは、学生・青年の戦争動員である」「革命的学生運動の側から、闘い方を提示し、学生・青年を組織化しなければならない。日本階級闘争の最前線に踊り出ていかねばならない」「帝国主義の世界支配に、日帝足下から終止符を打つための激闘を闘いぬく」。２団体からの連帯あいさつに圧倒的拍手が送られた。
革命的労働者協会の同志が登壇し、本集会の基調報告を行なう。
同志は、まず本集会の位置と任務を提起する。「朝鮮反革命戦争突入の時は、日本階級闘争における階級決戦の時である。〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を急がねばならない」「２０１６年２・２３反革命弾圧の正面突破をなしきり、「共謀罪」適用による組織壊滅型反革命弾圧を許さず、共産主義労働者党の強固な確立を軸に、統一戦線―共同戦線建設の飛躍をかちとっていかねばならない」「〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を確立し、これを強力に展開していかねばならない。全国労働組合運動交流会（全労交）の飛躍を実現し、ゼネストを展望する階級的革命的全国統一センター建設を急がねばならない」「本政治集会において、革労協は、第１に、同志中原虐殺報復４２ヵ年決戦に総決起し、反革命革マルを速やかに解体・絶滅することを宣言する」「第２に、日本階級闘争の決戦期が接近する中、日帝足下労働者階級の戦略的任務と勝利の指針を提起するとともに、これを完遂する闘いに、革労協が最先頭で決起することを宣言する」「第３に、２０１９年階級攻防における闘争方針、組織方針を提起する」。
革命的労働者協会が基調提起
そして、以下の闘いの基調を提起した。
基調の第１は、〈同志中原虐殺報復４２ヵ年決戦に総決起し反革命革マル解体・絶滅へ〉だ。「黒田革マルにとって革命運動とは、『帝とスタの狭間』で、反帝なき反スタ運動―黒田反共イデオロギーの布教活動を細々と続け、革マル組織作りを永遠に続けていけばいいというものである。そのためには、革命党派は邪魔であり、何が何でも破壊しなければならないという訳だ。革マルの反革命性、凶暴性はここにある」「ＪＲ東日本資本が、『労使結託』関係を解消し、『用済み』の革マル―東労組を切り飛ばすことを決断した。松崎革マルに残された延命の道は、御用組合としていっそう純化し、これまで以上に従順な資本の下僕として、合理化推進の突撃的尖兵として振舞うことで、資本の翻意を促すことしかない」「同志中原虐殺から４２ヵ年を迎えて、革労協は、決意も新たに、この闘いに決起する。革命的党派闘争の歴史的地平を継承し、革マル解体・絶滅戦の猛攻を叩きつけてやらねばならない。白色テロを準備する反革命革マルを、２・１１報復戦の猛攻で解体・絶滅せよ」。
第２に、〈世界大恐慌爆発情勢の深化と国際反革命戦争の拡大・激化〉として、情勢を提起する。「トランプによる『貿易戦争開戦』と世界大恐慌爆発情勢の煮つまり」「米帝―帝国主義による国際反革命戦争の拡大・激化」「『アベノミクス』の破綻と日帝・安倍の戦時体制形成への突撃」の各項目ごとの提起を行ない、帝国主義世界支配が未曾有の危機に瀕していることを鮮明にする。「米帝経済の歴史的衰退と危機の深まりを受けて、今や、トランプ政権は、世界経済の牽引役たる役割を投げ捨て世界に向かって『貿易戦争』を仕掛けるに至っており、とりわけ昨年『開戦』に踏み切った『米中貿易戦争』は、資本主義世界経済の破局の時を急激に早めようとしている。『米中貿易戦争』の激化・長期化は必至であり、それが世界経済の狭隘化をもたらすこと、資本主義世界経済の破局を早めることになるのは明らかだ」「世界大恐慌の爆発を前に、各国帝国主義ブルジョアジーは、統治能力の喪失を軒並み露呈させつつ、いっそう凶暴化して、国際反革命戦争の拡大へ、国内政治支配のファッショ的再編へと突き進んでいる」「世界各国で反共ファシストどもが活性化し、街頭制圧、議会進出などの跳梁を強めている。他方、こうしたファシズム大衆運動と激突しながら、帝国主義の戦争とファシズムへの突撃に対決し、資本制生産様式そのものの転覆へと向かう労働者人民の闘いも、激しく燃えあがっている」「安倍政府に対する日帝足下労働者人民の怒りは、爆発寸前にまで高まっている。この怒りをわが解放派こそが強力に組織していかねばならない。議会内勢力の総翼賛化、既成労働運動の労働者人民への制動をうち破る組織と闘いを全力で構築し、日本階級闘争の革命的飛躍を実現していかねばならない」。
基調の第３は、〈日帝足下労働者階級の戦略的任務〉だ。「国際反革命戦争の拡大を打ち破り共産主義世界革命の勝利へ」「２０１９年初頭の政治過程と労働者階級の革命的任務」「本格的権力闘争の集中課題」の各項目ごとに提起を行なう。「今こそ、スターリン主義によって辱められた革命的マルクス主義＝共産主義の旗を、労働者階級の手にしっかりと奪還していかねばならない」「安倍政府は、革労協と解放派を何が何でも消してしまおうと、本気の壊滅作戦に入っている。集中する組織壊滅型反革命弾圧との攻防の帰趨に、労働者人民の未来がかかっている以上、われわれは断じて屈するわけにはいかない」「〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉をめぐる２０１９年の集中的課題は、〈第１に〉非合法革命党の建設である」「〈第２に〉革命的武装闘争の断絶的飛躍である」「〈第３は〉革命的反戦闘争の組織化である」「〈第４に〉帝軍解体―兵士獲得の闘いである」「〈最後に〉先制的な対ファシスト戦への本格的な着手である」。
基調の第４は、「〈蜂起の組織陣形の構築〉に向け、党―統一戦線―共同戦線建設の飛躍をかちとれ」とする組織方針だ。「２０１９年こそ、組織建設の闘いに必ず勝利していかねばならない。とりわけ、青年労働者・学生の組織化は、決定的に重要だ。労働者人民・学生の中に分け入り、宣伝・煽動・組織を縦横に展開し、その巨大な決起を組織し、党員獲得―党勢拡大へと結実させていかねばならない。またこの中で、『人民の海』を広範に形成していかねばならない」。
基調の第５は、〈決戦の２０１９年攻防に決起し政府打倒・日帝国家権力解体へ〉とする闘争方針の提起だ。「革命的反戦闘争の大爆発で朝鮮反革命戦争突入絶対阻止へ」「対イラン反革命戦争への突入―中東反革命戦争拡大を粉砕せよ」「戦時国家形成の総仕上げ―改憲・天皇制攻撃粉砕せよ」「沖縄労働者人民との革命的共同を強化し、名護新基地建設阻止決戦の勝利かちとれ」「現地闘争の爆発で、原発の再稼働・新（増）設阻止へ」「反戦・反合―政府打倒春闘の爆発かちとり、階級的革命的全国統一センターの建設へ」「安倍極右政府打倒に総力決起し、日帝国家権力解体へ」と項目ごとの提起を行なう。最後に、「すべての闘う労働者人民・学生は、革命的労働者協会に結集せよ」と結び、基調提起を終えた。
革労協からの基調報告が圧倒的拍手と歓声の中で確認され、シュプレヒコールで前半の部が終了する。
各団体が決意表明
革労協宮城県委員会の同志に司会が交代し、後半の部が開始される。政治集会に結集する各団体が、次々に決意表明に起つ。
革労協東京都委員会は、「差別主義・排外主義煽動が吹き荒れる中、２０１９年の激闘を闘いぬく部隊を頑強に構築しなければならない。安倍政府による戦争責任と植民地支配の居直りを許してはならない。安倍政府の戦時国家体制形成を打ち破るために、共産主義を掲げ、総翼賛化を踏み越える闘いを作り上げ、２０１９年の激闘へ進撃しよう」。
革命的部落解放戦線の同志は、「正念場を迎えた狭山第３次再審闘争に総力で決起し、東京高裁・後藤による再審棄却を絶対に許さない闘いをやりぬこう。石川氏の不退転の決意に応え、大衆的実力闘争・武装闘争と階級的共同闘争による闘いを先頭で担いぬこう」「全国水平社の『差別徹底糾弾』の闘いを引き継ぎ、革命的部落解放運動の飛躍・前進をなしきり、部落差別の根底的廃絶をかちとろう。プロレタリア解放―全人民解放の大道を突き進もう」。
革命的「障害者」解放戦線の同志は、「安倍政府は、改憲に突き進み、戦時国家体制形成に突進している」「かつての第２次世界大戦下、『障害者』が『価値なき命』として虐殺されてきた。その歴史が、今また繰り返されようとしている。わが『障害者』解放戦線は、日帝の戦時『障害者』差別―抹殺攻撃を許さず、闘いぬく」「『障害者』と『健常者』との『共闘・共生』の関係を構築し、前進させよう。『障害者総合支援法』を粉砕しよう。『心神喪失者等医療観察法』撤廃！ 『精神保険福祉法』改悪阻止！ 『脳死』―『臓器移植法』撤廃、『安楽死』法制定阻止を闘う。日帝のファシズム優生政策粉砕を闘いぬく」「４・１『障害者総合支援法』粉砕闘争に結集しよう」。
天皇上陸阻止沖縄青年実行委員会の同志は、「２０１８年１２月１４日、沖縄防衛局による、キャンプ・シュワブ南側の辺野古海域への土砂投入が強行された。沖縄防衛局は、さらに埋め立て海域を拡大しようと狙っており、絶対に許すことはできない」「大浦湾の海域には、活断層の存在が指摘されており、マヨネーズ状の海底も広がっている。追い詰められているのは、政府―沖縄防衛局の側である」「何より、沖縄労働者人民の頑強な闘いがある限り、基地を作ることは絶対にできない。闘う沖縄労働者人民の激闘が、熱く燃え広がっている」「青年実は、闘う沖縄労働者人民の先頭で闘いぬく。〈基地・沖縄〉強化を打ち砕き、名護新基地建設を阻止し、日米軍事基地を解体する。沖縄―日本『本土』貫く革命的共同で、沖縄人民解放闘争を闘いぬこう」。
日朝連帯活動者会議の同志は、「米朝首脳会談開催を通した『和平ムード』演出の裏で、朝鮮反革命戦争の危機が続いている。安倍は、反朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）―反共・排外主義煽動を強め、朝鮮反革命戦争の先頭に立とうとしている。朝鮮反革命戦争突入を絶対に許さない闘いを闘いぬこう」「元『従軍慰安婦』や元『徴用工』を先頭とする、日帝と天皇の戦争責任追及の闘いに対し、安倍政府は、傲然と居直っている。天皇代替わり攻撃をテコとした天皇・天皇制攻撃が激化している。天皇制ファシズムに屈服した日本階級闘争の負の歴史を、二度と繰り返してはならない。反共ファシストの差別主義・排外主義煽動を許すことはできない」「朝鮮半島の革命的統一に向け闘う韓国労働者人民と連帯し、日朝連動するプロレタリア革命に向け闘いぬく」。
反安保労研全国センターの同志は、「２０１８年、『働き方改革』関連法制定、『入管法』改悪攻撃を粉砕するために、連続的に対国会闘争を闘いぬいてきた。『過労死』をさらに増やす『残業代ゼロ化』を許さない。『８時間労働制』を潰し、『非正規雇用』労働者を増やす攻撃を許すことはできない」「翼賛労働運動を許さず闘いぬいた地平を、２０１９年は、さらに前進させ拡大しなければならない」「３月２１日の『春闘勝利総決起集会』、３月２５日の『寄せ場春闘集中行動』の大爆発をかちとり、２０１９年春闘の勝利をかちとろう」。
全国反戦の同志は、「朝鮮反革命戦争突入の危機が迫る中、今こそプロレタリア国際主義の旗を高々と掲げ、革命的反戦闘争を闘いぬこう」「安倍政府が進める、『いずも型護衛艦』の空母への改修や、『水陸機動団』の強化などの軍備増強は、対朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）先制攻撃をみすえたものである」「革命的反戦闘争の爆発のためには、戦略的・系統的な闘いが必要だ。われわれこそが、その闘いを担いたつ決意だ」。
決意表明の最後に、全学連の同志は、「全学連は、〈戦時下の新たな革命的学生運動〉を提示し、推進してきた。全学連運動の一挙的飛躍が問われている。安倍政府の戦争政策に怒る、闘う学生を１人残らず組織する」「全国学園での学生運動弾圧を踏み越え、革命的反戦闘争を構築していく。２０１９年階級攻防の最先頭で闘いぬく」。
すべての発言が圧倒的な拍手で確認される。
司会の同志が、「内戦勢力こそが、安倍政府の朝鮮反革命戦争突入を阻止する勢力であることを確認し、２０１９年階級攻防の最先頭に起って闘いぬこう」と集約した。最後に、全体でのシュプレヒコールとインターナショナルの斉唱で集会は幕を閉じた。
全ての労働者人民は、革労協の旗のもとに結集し、ともに闘おう。
全国部落解放青年同盟からのアピール
２・２４革労協中央政治集会に結集された皆さんに、全国部落解放青年同盟から、連帯のアピールを送ります。
安倍政府は、朝鮮反革命戦争突入をみすえ、米軍・自衛隊の増強を加速するばかりか、改憲攻撃を激化させるなど、本格的戦争突入体制形成を急加速させている。安倍政府は、既成勢力の総翼賛化を進める中で、労働者人民の戦争動員を画策している。そんな中で、部落解放運動総体もまた、大きな試練の時を迎えている。安倍政府が、部落解放同盟内社民・こえ派などの既成勢力にさらなる屈服を迫り、ファシズム融和運動への転換攻撃を推し進めてくるのは必至だ。
狭山闘争をめぐっては、第３次再審闘争が正念場を迎えている。東京高裁・東京高検と狭山弁護団による「３者協議」が３８回を数える中、狭山弁護団が攻勢的に新証拠を提出し続けているが、東京高検は、決定的な物的証拠の存在を「不見当」として居直り続けており、また、東京高裁は、未だ、事実調べ一つ行なおうとしない。東京高裁・後藤による第３次再審棄却を、絶対に阻止しなければならない。狭山闘争を「司法の民主化」要求運動に落し込めようとする部落解放同盟内社民・こえ派の制動を踏み越えていかなければならない。無実の部落民＝石川一雄氏を支えぬき、〈狭山差別裁判糾弾！ 階級裁判粉砕！ 国家権力糾弾・打倒！〉の旗幟を鮮明にし、大衆的実力闘争・武装闘争と階級的共同闘争の爆発をかちとり、狭山闘争の歴史的勝利へ進撃しよう。
差別主義・排外主義煽動が加速する中、部落差別もまた拡大・再生産され続けている。「鳥取ループ・示現社」が、「部落地名総監」の元となった、かつての「全国部落調査」を利用し、インターネットを使った極悪な差別煽動を凶行しているのを筆頭に、極悪な部落差別事件が全国で頻発している。そんな中、部落解放同盟内社民・こえ派は、２０１６年１２月に安倍政府が制定した「部落差別解消推進法」に依拠した「自治体条例制定」などの体制内運動に一切を流し込もうとしている。部落解放同盟内社民・こえ派が押し出す、差別事件に対する「告訴・告発」方針や「差別の法規制」では、何も解決しないことは明白である。吹き荒れる差別主義・排外主義煽動に対する、戦闘的部落大衆を先頭とする差別糾弾闘争の復権を闘いとっていかなければならない。特に、「ヘイト・スピーチ」を凶行する「在特会」などの極悪な反共ファシストに対しては、徹底した撃滅戦の猛攻を叩きつけてやらねばならない。
２０１９年４月３０日の天皇・アキヒト退位―５月１日の新天皇・ナルヒト即位を頂点とする天皇代替わり攻撃が進行している。安倍政府は、２月２４日の「天皇在位３０周年記念式典」強行を皮切りに、４月３０日から今秋にかけての、「即位の礼」などの一連の皇室儀式を行なおうとしている。そして、「日本会議」などのファシスト勢力が、安倍極右政府の尖兵として、祝賀強制の「草の根」運動の担い手として振舞おうとしている。「貴族あれば賤族あり」と打ち出した、部落解放運動の歴史的地平を革命的に継承し、激化する天皇制攻撃と闘いぬき、天皇制廃絶へ進撃しよう。
差別主義反革命革マルを解体・絶滅し、差別主義日共＝全国人権連を解体し、反共ファシストを撃滅・一掃しよう。
全青同は、部落解放運動の革命的飛躍・前進を、先頭を切って闘いぬく。革命的部落大衆の組織化をなしきり、部落差別廃絶をかちとり、部落解放の�牴造�日�瓩鬚燭阿蟯鵑擦討い�決意を、改めて明らかにする。
２０１９年２月２４日
全国部落解放青年同盟
革命軍アピール
革労協政治集会に結集された同志・友人諸君に、日帝の組織壊滅型反革命弾圧との死闘的攻防下、２０１９年階級攻防をともに闘う革命軍のアピールを送ります。
米帝・トランプは、２月２７日〜２月２８日にベトナムの首都・ハノイで２度目の「米朝首脳会談」を開催することを発表した。大統領再選に向けたトランプ流の「和平ムード」演出にすぎない。トランプが、何時、「変心」し、「対話」から朝鮮反革命戦争突入へと舵を切っても不思議ではない状況に、変化はない。トランプが、何時、朝鮮反革命戦争突入へと舵を切るかは対イラン反革命戦争突入の時期が何時になるのかにかかっている。二正面作戦を避けたいからである。トランプは、「核戦略見直し」（ＮＰＲ）で、「実際の核戦争に使用可能な小型核兵器」の増強を打ち出しており、ロシアとの間で結んだ「中距離核戦力（ＩＮＦ）廃棄条約」破棄の最後通告をロシアに対して既に行なっているのである。
朝鮮反革命戦争突入の時は、日本階級闘争の階級決戦の時である。〈蜂起に連続する権力闘争の本格的飛躍〉〈蜂起の組織陣形の構築〉を急がなければならない。対日帝武装闘争は、�犖⇔脇�争の本格的飛躍�甅猖�起の組織陣形の構築�瓩砲箸辰萄任盻斗廚瞥彖任琉譴弔任△襦Ｂ估�帝武装闘争の本格的飛躍を断絶的飛躍として切り拓いていかなければならない。対日帝武装闘争の本格的飛躍にとって現下の第１の課題は、武装水準・戦闘水準の飛躍である。対日帝武装闘争の本格的飛躍の第２の課題は、帝国主義軍隊内からの反乱を組織することである。革命軍は、可及的速やかに対日帝武装闘争の本格的飛躍を断絶的飛躍として切り拓いていく闘いの最先頭で闘いぬく。
黒田革マルは、「史上初の米朝首脳会談」後、�牋谿多喚瓩箸个�りに、「トランプ政権は、在韓米軍を撤退する腹づもりをしている」とまで言い切り、挙句の果てに、またぞろ、�燹嵌織廛蹈譽織螢�的な所業を行なっているのは、習近平政権」であり、「日米両権力者」は、「中国に対抗」しているだけだ�瓩箸いΔ里任△襦９�田革マルの「反ファシズム統一戦線」も、ブルジョア政治支配の永続を願望するものに他ならない。２０１８年４月時点で、ＪＲ東日本の労働者の８割にあたる４万３０００人を組織していたＪＲ総連の最大組合である東労組から、すでに３万２０００人が脱退しているという。東労組は、もはや、ＪＲ東日本資本の方針に僅かでも盾突くことを許されない「御用組合」としてのみ存在を許される組合へと飼いならされるしかないのである。こうした中で、松崎革マルもまた瓦解の淵に立っている。２・１１同志中原虐殺報復４２ヵ年決戦の猛攻で反革命革マルを解体・絶滅しなければならない。革命軍は、反革命革マル解体・絶滅戦の最先頭に起つ決意である。
「日本会議」は、１９６０年代後半〜１９７０年代に早稲田大学や長崎大学等で革命的学生運動に敵対した「生長の家学生会全国総連合（生学連）」の出身者が軸となり、「神社本庁」と連携して形成されており、反動政治家や反共ブルジョアジー、右翼文化人等を糾合する組織である。安倍や麻生をはじめ、安倍政府閣僚の大半を「日本会議」所属議員が占めている。２０１８年２月２３日、東京にある朝鮮総連中央本部ビルへの拳銃発砲に対して、ネット上で「在日特権を許さない市民の会（在特会）」は、「義挙」なぞと、もろ手を挙げて賞賛している。今こそ、われわれは、刀剣、銃、爆弾など本格的武器水準での攻防を必然とするが故の対ファシスト戦の戦略的意義を確認しつつ、銃爆レベルの撃滅戦による対ファシスト戦を戦取しなければならない。革命軍はまなじりを決して対ファシスト戦の先頭に起つ。
非公然・非合法体制を維持・強化し、２０１６年２・２３反革命弾圧の正面突破をなしきり、「共謀罪」適用による組織壊滅型反革命弾圧を許さず闘いぬかねばならない。
革命軍は、革命的建軍武装闘争路線を堅持し、非合法地下最前線で闘い続ける。敵と同水準の武装による対日帝武装闘争への飛躍を断絶的飛躍として最先頭で切り拓いていく決意である。
２０１９年２月２４日
革命軍
|
